【内容情報】(「BOOK」データベースより)
女としてのたしなみや慎みを持たず、自分の色情のままに男性遍歴を重ね、淫女とも言えるような奔放な生き方をする母の郁代。そんな母親に悩まされ、憎みさえしながらも、彼女を許し、心の支えとして絶えずかばい続ける娘の朋子。―古風な花柳界の中に生きた母娘の肉親としての愛憎の絆と女体の哀しさを、明治末から第二次大戦後までの四十年の歳月のうちに描く。
古い作品なんだけど今読んでも新鮮なのよね。
素晴らしい。
女の強さ・怖さ、そして繊細さをここまで上手く表現出来る作家で
有吉佐和子さんの右に出る人は居ないのでは!?
と個人的には思います。
バイクでひとっ走り片男波まで行って来るかな。