大賀ハスの蕾がふくらんできました
梅雨だというのに、雨のない日が続いています。それで連日のこの暑さは、辛いですね。もうすでに夏バテだという人もいるのではないでしょうか。買い物に行ったついでに寄ってみたのが、千葉市の『千葉公園』。ここにある池の「大賀ハス」もだいぶ蕾を膨らませ、今にも花を咲かせようとしていました。(2005.6.25 撮影)「大賀ハス」は、ここ千葉市で最初に発見されました。1951年に大賀博士によって、東京大学厚生農場(千葉市花見川区。現在、東京大学検見川総合運動場)で発掘されたハスの実が、2,000年以前のものだと判明しました。そして、このハスの実は発芽し、順調に生育して翌年見事な花を咲かせました。大賀ハスは1954年に「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定され、各地に贈られ、友好親善の輪をひろげています。(千葉公園のハスの資料館より)ハスの池を横断するように、デッキの歩道が作られていて、ハスとすぐ真近にふれあうことができます。もうすでに開きかけている蕾も見られました。ハスの花が咲き始めると、本格的な夏の到来という気がしてきますね。