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2010.02.10
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みなさま、ご機嫌いかがでしょうか？ 昨日からにわか雨がらみの曇り空ですが、 穏やかな気温で春が近いんだって思います。 さて、先日のお話しですが、聞いてくださいな。 ちょうど1週間前の2月3日（水）。その日の私は、 午前中電話での打ち合わせや資料整理で、 午後は「お話し出てこい」に出かけました。（息子の小学校の低学年読み聞かせの会です。） 4時頃。帰宅した息子。珍しくピンポーンと鳴らします。 なんじゃろ？と玄関をあけると困った気な息子がつったってます。 手には青いリード。そして、横にテリア風のわんこさん。 「どしたん？」 「この犬が走ってきたんや。道の真ん中に 座って動かへんし、車にひかれそうやったし…みんなで連れて帰ってきた。」 ということで、家が一番遠い息子が最終引き受け人となったようです。 よくよく見れば、目やにバリバリ。 足もふらふら。かなりの老犬です。 その上、タマタマさんとおまた周りが真っ黒に汚れています。 「どうすんのん？うちでは無理やで」と私。 実はうちのおじいちゃんが動物嫌いなんです。 ですので、うちの飼い猫ももちゃんの生活は2階のみ。わんこさんを飼うのは至難のわざ。 「えっと…」と考えた息子は「交番に届けなな。」 ということで、花結び号に乗せてすぐに近所の交番へ。 乗り降りもふらふらっと、弱々しい限りです。 このわんこさん、テリアがまざっっていると見られる 四角いお顔にピンとたったお耳。長毛種で、白をベースに茶と黒のミックスです。 まんまるの優しいそうな目から、不安ビームがビンビン出てます。 交番のおまわりさんは、犬好きそう。 親切に息子に話しかけてくださり、初めての届け出もスムーズに済みました。 「今日、地元署へ連れていき、1週間は署内のゲージで預かります。 その後、行政管理となり3ヶ月間は保管期間となります。その後の権利はどうされますか？」 その後の権利？息子はポカンとした顔で私の方を見ます。 「3ヶ月間、飼い主さんが現れなければうちが引き取るかどうか、聞いてはんねんで」と 私が言うと、息子の顔は一瞬輝いて、その後不安げに。 わんこさんは飼いたいけど、おじいちゃんが許してくれへんやろう…息子の心模様でしょう。 一旦は、おじいちゃんを説得する！！とも言いましたが、 結局、「権利は放棄します。」と寂しげに言いました。 書類ができて、これでわんこさんともお別れ。 静かなわんこさんは、私たちをジッと見てお別れをしてくれました。 帰りの車の中は無言。 「飼い主さん、きっと届けてくれはるよね。家にかえれるよね。」 「そうや、きっと大丈夫。」やっぱりその後、言葉は繋がりませんでした。 その日は寒い夜でした。 ふたりで、「寒い思いをしないだけでもよかったなあ」と寝ました。 でも次の日、見つかったのです！！飼い主さんが！！ お昼頃、直接お電話をいただき、名前はポポちゃん。なんと御年19歳。 タマタマさんに癌ができて、切除して直ったところの病み上がり犬でした。 ちょっとした事でリードをつけたまま彷徨い、 家が分からずふらふらしていたところを小学生の帰宅集団に出会ったようです。 朝、警察署に届けたら、保護されていることがわかって、 すぐに引き取りに行ってすぐに電話をくださったようです。 その喜びようは、私も思わず涙ぐむほどでした。 その後、息子がどんなに喜んだかは、書くまでもありません。 ありがとう、ポポちゃん。そして、一日でも長く元気に生きてください。 今日はこれだけです。 よければクリックお願いします。  こちらもクリックよろしくです。  おおきにです。 花結び http://www.hanamusubi3369.com/index.htmlぜひぜひご覧下さい。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010.02.10 11:40:19
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