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カテゴリ:うちの庭
午前中いっぱい頑張った草刈り。
結局、お昼ごはん抜きで1時半くらいまでやっていた。 汗だくだくで、もうヘトヘトになった。 ボーボーはえた雑草の中に、昨年までは生えたことのないヤブガラシがたくさん生えていた。 コイツはツルをどんどん伸ばし、ものすごい勢いで庭を占領しようとする。 あまりに旺盛な繁殖力で、薮さえもあっという間にからしてしまうからヤブガラシ。 こんなの放って置いたらえらいことになる。 しかしコイツはなかなか手ごわい。 引き抜こうとすると、地面ギリギリのところでプツンと切れてしまい、地中部分は残ってしまう。 するとそこからまたどんどん新しい茎が出てくるのだから、いたちごっこもいいところだ。 そういえば鬼芝と呼ばれる芝生に似た植物も、バリバリと地面から引き剥がすが、大きな節のところは弱くなっていてやはりブチンとちぎれて、肝心の根っこは残ってしまう。 ヤツラも種の保存に必死なのだ。 ヤブガラシを抜いて抜いて抜きまくっていたら、妙な事に気が付いた。 ヤブガラシが生えているところに、必ず別の植物が生えているのだ。 それがコレ。 ママコノシリヌグイという草。 継子の尻拭い、である。 花だけ見ているととてもかわいらしいが、全草に鋭いとげがあり、継母が継子を折檻するのに使うというイメージから付いた名前らしい。 なにもそんな名前をつけなくても…と思うが、今の社会では継子どころか実の子の虐待が大問題なのだから、この名が付いた頃は日本もまだまだ平和だったのかもしれないと思う。 薄い手袋だと突き通ってしまうほどの鋭いとげなので、子供がうっかり触ると大変だ。 刺さるとポキリと先端が折れて皮膚の中に残り、いつまでもずきずきと痛む。 地面から1~2センチはトゲがないので、そこを注意深くつまんで抜く。 ヤブガラシとママコノシリヌグイ。 なぜこの2種が必ず一緒に生えてくるのかは謎だが、只今、我が家の庭で最も厄介なコンビであることだけは確かだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月19日 17時55分28秒
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