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野の花も日々あれこれ考える

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maccha928@ Re:太郎、高校でもボケる。(05/16) あはは。花ちゃんだけだと思っていました…
ツキツキコ@ Re:太郎、高校でもボケる。(05/16) ハハハハ~☆面白すぎるぅ~!!! でも、…
★ばばばあちゃん★@ Re:太郎、高校でもボケる。(05/16) 色々な心配がある中で、太郎くんが楽しそ…
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2006年11月05日
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中学の文化祭を見てきた。

午前の目玉は合唱コンクール。
学年全体で歌う曲、クラスごとに歌う曲、そして最後には全校生徒での合唱もある。
一生懸命歌う子供達の歌声を聞いていたら、なんだか胸がジーンとしてしまった。
特に最後の全員合唱で、三百人の生徒が歌う「翼をください」では、ちょっと涙がこぼれた。
私が中学生の時にもこの歌を合唱したけれど、こんなに良い曲だったかなぁ…と思うほどだった。

中学生の合唱と言うのは本当に難しい。
男子はほとんどの子が変声期の真っ只中で、高い音も低い音も出にくく、音程もうまく定まらないし、女の子も本気で高い音を鍛えているわけでないので、少し高音域に差し掛かるととたんに音程が怪しくなる。

それでも、みんな驚くほど一生懸命に歌っていた。
真面目に、精一杯大きな声で、クラス一丸となって歌う中学生の姿は、みんなとてもかわいらしく、そして頼もしかった。

中でも太郎たちの学年の子達は、本当に努力のあとが感じられた。
音程の危なっかしさは否めないが、それをカバーして余りあるほどの迫力と意気込みが感じられた。
審査の結果も、やはり太郎の学年が金賞銀賞を総なめにする形だった。


午後からは太郎の所属している吹奏楽部のコンサートが。
昨年は人数の都合でパーカッションとトランペットを兼任した太郎だったが、今年は打楽器パートに専念できることになり、おもにドラムセットを担当している。
今回は7曲中5曲をドラムセット、2曲は複数の打楽器を兼任した(なにせ太郎と後輩一人の過疎パートなのだ)。

当然のことながら、我が家にはドラムセットなんてない。
だから私は今回、初めて太郎が叩くドラムを聴いたのだ。
いつもうちでピアノを弾いているときの太郎とはまったく違う、見たことのない太郎がそこにいた。
ヤツのへなちょこの風貌からは想像できないような、しっかりしたリズムと迫力のある音で、管楽器たちを引っ張っていく。
アドリブのフィルインもきちんと丁寧に決めていく。
殿は感動でちょっと泣きそうな顔をしていた。
親ばか丸出しで恐縮だが、本当にかっこよく、そして楽しそうに見えたのだ。


この数日、嬉しいことに我が家は表彰式続きだった。
花子の俳句がまちの俳句会に入賞し、少年の主張作文コンクールでは太郎が優秀賞、花子が入賞のダブル受賞、そして太郎の防火ポスターが努力賞をいただき、花子は別の作文でも主催する団体の所長賞をいただいた。

そして、この幸せの〆が文化祭だったのだ。
あまりの忙しさにヘロヘロになりながら、それでも本当に本当に嬉しく心に残る三連休だった。





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Last updated  2006年11月06日 14時38分53秒
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