栃木の花旅

この時期の戦場ヶ原の白い花といえば、「ワタスゲ」と「ズミ」。
でも、今年のワタスゲとズミは 去年頑張りすぎてちょっとお疲れ気味・・・かな？

調子の悪かった一眼レフの修理が終わったとの連絡をもらったので、お昼を食べてから夫と二人、戦場ヶ原を歩きに行きました。
ワタスゲとズミは期待できなくても、小さな花が咲き始めているので、接写レンズだけをもって出かけました。

　　　　　
　　　　　　　　　　↑　戦場ヶ原


赤沼についたのは２時頃になっていたので、思いがけずすぐに駐車できてラッキーでした。
この日は赤沼から戦場ヶ原の木道を歩き、泉門池の手前で小田代が原方面に向かい、小田代が原の北側の樹林帯を歩いて戻るコース・・・幸い雨にも当たることなく、カッコーとせみの声を聞きながら楽しく歩くことができました。

この日の収穫は「ツマトリソウ」。全く期待していなかったのに、あちらこちらでパッチリとしたきれいな白い花を開いていました。　花弁の基本が７枚という珍しい花です。

　　　　　
　　　　　　　　　　↑　ツマトリソウ

コース全体に咲いていたのが、ちいさな「オオヤマフスマ」。
ツマトリソウと一緒に咲いている場所もありました。

　　　　
　　　　　　↑　オオヤマフスマとツマトリソウ

今の時期、派手な花はないけれど、他にも小さな白い花が色々ありましたよ。

　　　　　
　　　　　　　↑　ズダヤクシュ


　　　　　
　　　　　　　　　　↑　ニョイスミレ


　　　　　
　　　　　　　　　　↑　マイヅルソウ


　　　　　
　　　　　　　　　　↑　ハルカラマツ

そして、こちらは白ではないけれどちょっと珍しかったので・・・。
ふつうの「マムシグサ」なのですが、まとめてたくさん生えていたのです。
写真では分からないですが、数えてみると何と１１本もありました！
「マムシグサ」って、いつも一本で生える孤独な植物のように思っていたのですけどね。

　　　　　　　
　　　　　　　　　↑　マムシグサ

さあ、小田代が原のお花畑がにぎやかに色づくのももうすぐです。
　楽しみだなあ～！