テーマ:花見(122)
カテゴリ:その他の栃木県
「春に三日の晴れなし」とはよく言ったもの。 特に今年の春は晴れの日が続かず、農家の苦労が思いやられます。
年金生活者の私たちは、曜日に関係なく天気予報を見て出かける予定を立てられるのがありがたいです。 久しぶりに晴れマークの付いた9日(金)いつもの花旅仲間と栃木の馬不入山に登る計画を立てました。 途中の道すがら、どこもここも満開近い桜の花のきれいなことといったらありません! 結局、馬不入山に登るには登りましたが、途中で桜の名所?にあちこち立ち寄り、お花見ドライブの方がメインの一日になってしまいました。 まずは、「金崎の桜」。 思い川の堤防沿いの昔からの名所ですが、桜の木はまだまだ元気、花をいっぱいつけた枝が、足元まで垂れ下がっていました。 次に大平町運動公園前の「さくら通り」。 車の中が暗くなるほどの桜のトンネルでした。 この運動公園には色々な種類の桜があるのですが、一番奥にあるのが一本の大きな「淡墨桜」。 ソメイヨシノのように華やかではなく、ひっそりと静かな色合いで、近づいてみると小さなかわいい花でした。 今、ちょうど満開時の白い花でしたが、散り際には薄墨色になるといいます。 一体どんな色になるのでしょう? 登山口となる清水寺の駐車場、例年はシダレザクラがきれいな場所なのですが、今年はまだシダレザクラは色づき始まったばかり、代わりにソメイヨシノが満開でした。 清水寺から名前もうれしい「桜峠」を経由して馬不入山に登りましたが、桜峠の桜がきれいになるにはまだ一週間くらいかかりそうでした。 周りの山々の新緑もまだ始まったばかり。この場所が本当に美しくなるのは少し先になりそうです。 足元にはこんな花がありましたよ。 ↑ シュンラン ↑ センボンヤリ(別名 ムラサキタンポポ) 馬不入山を往復してもどってから帰りに立ち寄ったのは西方の那智山実相寺。 国道 293号と高速道路の交わったところからちょっと中に入った場所にあるのですが、国道からも高速からも見えないので、余り訪れる人もない、でも、とってもきれいなお庭のお寺です。 門の中は色々な種類の桜をはじめ、色の薄い木蓮やシダレモモ、ピンクコブシなどの花が緑の松や槙に映えてまぶしいほどの美しさでした。 この実相寺から見える場所にあるのが、「栃木の名木100選」に指定されている「西方のシダレザクラ」。 個人のお宅の桜ですが、門の瓦屋根とそれに続く板塀、そして手前の菜の花が、満開の桜に憎いほどに似合っていました。 こんなにたくさんの桜を見たのは近年久しぶりのことで、山に登ったことを忘れるほどに桜を堪能させてもらいました。 、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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