カテゴリ:埼玉県
先日の「越後丘陵公園」に続いて埼玉県にある同じく国営の「武蔵丘陵森林公園」に行ってきました。 去年の「常陸海浜公園」といい、4月の「越後丘陵公園」といい、さすが国営、一日では遊びつくせないほど十分な広さがあり、公園とはいえ自然の姿を残した場所があって私たち高齢者でもゆっくり楽しむことができてすっかり気に入ってしまったのです。 そこで、今回の「武蔵丘陵」行きとなりました。 最初「北口」へ行ってしまったのですが、なぜかゲートが閉まっていて入れません。 ナビの案内で「西口」へたどり着いたのが午前9時半。 そこで初めて分かったのが開園は9時半だということ。 出かける前にきちんと調べて行くべきですね。 でも、夏の暑い時期はもっと早く開けてくれたらいいのに・・・。 新潟ほどではないけれど結構広い公園なので、この日も園内移動にバスを利用しました。 ただしこちらは有料。それも一回ごとに210円。 最初に「西口」から一番遠い「南口」まで一回だけバスを利用して、帰りに歩いて戻りながら途中の「野草コース」を見てくることにしました。 結果的にこのコースが私たちにとって大正解・・・! というのは、「南口」から「山田城跡」の方を回るコースには「キンラン」がちょうど満開状態でたくさん咲いていたからです。 今までの人生でこんなにたくさんの「キンラン」を見たのはこの日の仲間全員が初めての経験でした。 「サルトリイバラ」も盛りで、小さな花を集めたまん丸い形がかわいらしい。 ひらひら飛んでいたのは「ルリタテハ」。 「ルリタテハ」の食草は「ホトトギス」かと思っていたのですが、家に帰ってから調べたら「ルリタテハ」は「サルトリイバラ」も食べるのだそうです。 ・・・納得です。 この日の気温はどのくらい上がったのでしょうか? 日差しは結構強かったのですが、大きな木立の下は炎天下に比べたら空気がかなりひんやりして歩くのが気持ちよかったです。 目の前をひょこひょこ歩いていたのは「コジュケイ」。 こんな未来の車?に乗って見学している団体さんもいました。 歩かなくて済むので楽そうだ、と興味を持った様子の夫でしたが、立ったままというのは年寄りにはちょっとね・・・。 それにあの車では私たちが歩いたコースには入れないからキンランはあまり見られなかったでしょう。 (帰宅後に調べたら「セグウェイ」という乗り物らしいです。) さて、期待していた「野草コース」です。 さぞや「キンラン」がたくさんあるかと思いましたが、ここには申し訳程度にあるだけ。 「ギンラン」が2株だけ咲いていました。 たくさん咲いていたのは「シライトソウ」。 群落を作って涼しそうでした。 野草コースの出口近くに咲いていた「ホタルカズラ」は初めてみる花。 つぼみから咲き始めのころが赤で、その後うす紫色になるように見えました。 小さいので目立ちませんが、拡大してみるととってもかわいいのが「ミミナグサ」。 野草コースを出てお昼を食べた場所に咲いていたのは「マツバウンラン」。 渡良瀬遊水地で初めて見て覚えたばかりの花に再び出会えて何だかうれしかったです。 駐車場には2時前に戻ってしまったのですが、いくら木立の下でもそれなりに暑くて疲れたのでまっすぐ帰ることにしました。 でも、なんだか早く帰るのがもったいない気がして、少し涼しい空気を吸ってから帰りたいと私がわがままを言って、東北道から日光道に乗り換えて霧降方面をドライブしてきました。 霧降高原の「ヤマツツジ」はつぼみが真っ赤に色づき、連休のお客さんを待っているようです。 元霧降スキー場の駐車場から見える山にはピンク色の「アカヤシオ」がちゃあんと咲いてくれていて、何だか安心して今度こそ本当に帰路に着きました。 それにしても霧降高原は埼玉の暑さが嘘のように長袖を着ていても寒いほど・・・この空気感がやはり「栃木の花旅」なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.06 01:00:40
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