カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
鮭の切り身を買ってきました。焼いても煮付けても、衣をつけて調理しても、
どのようにしても食べられる素材ですが、あっさりと塩煮にしてタルタルソー スで食べようと思いました。西洋料理に「アクアパッツァ」というのがありま すが、これは塩以外に、にんにくやオリーブ油を加えて沸かした調味液で魚を 煮るものです。今回は、鮭の身にタイムの粉末を振ってアクセントにしたほか は、まったく塩水で煮付けただけですので、アクアパッツァとは言えません。 煮魚は一般に、煮ているうちに魚のうまみが煮汁に溶け出して、だしになりま す。あまり長時間煮ると、魚がだしがらになりかねません。そこで、ハーブで あるタイムの粉末を振ってしばらくおいた鮭は、1%ぐらいの塩水(水200cc に塩2gを溶かす)に浸して、落としぶたをしてから火にかけ、沸騰後5分ほ ど煮ました。火を切ってからも、自然に冷めるまで煮汁に浸しておきました。 こうしておくことにより、身がパサつくことなく、しっとりと仕上がります。 1%の塩分というのは、そのまま食べても頃合いではありますが、皿に盛り付 けるときには水気を切ります。皿に横たえて、タルタルソースを添えれば、で きあがり。タルタルソースがなければ、らっきょうの酢漬けのみじん切りをマ ヨネーズに混ぜるといいでしょう。また、クリーミーなドレッシングでも美味 しくいただけます。なお、今回使った鮭は薄い切り身でしたので、煮付ける時 間は5分にしました。身の厚さに応じて、煮る時間は適宜調節してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年12月06日 17時55分17秒
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