カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
ずっと前に、かぶらの茎の浅漬けを書いたときにも紹介しましたが、浅漬けの
基本は「3%の塩分で漬ける」ことです。つまり、水分を含んだ材料97に対し て、食塩3の割合を守れば、3%の塩分濃度の漬物ができます。漬ける野菜が 何であっても、その重さの3/97の塩を混ぜて、よく揉むか、押さえ付けるかす ればOKです。電卓とキッチンスケールを用意して、ここだけはきっちり計り ましょう。今回はかぶらの実を食べたあとに残った葉と茎を漬けてみました。 かぶらの葉と茎を洗ったら、黄色く傷んだ部分を切って捨て、茎は食べやすい 長さに切ります。葉は大きくてもいいですが、ある程度は切ったほうがいいで しょう。ボウルの重さを計り、切った葉と茎を濡れたまま入れてまた重さを計 ります。その差が葉と茎の重さですから、その3/97の重さの食塩を加えます。 塩1gが目分量で測れる人は、それで計ってもかまいません。全体を混ぜてか ら、ぎゅっぎゅっと絞るようにして押さえ、容器に詰めて冷蔵庫に入れます。 容器ではなくポリ袋に入れて冷蔵庫に入れ、しばらくすればまた揉んで一晩置 いたほうが、よく漬かったと思います。今回は、少し「押し」が足りなかった ようで、漬かりきらない茎があった一方で、漬け汁が少し塩辛かったです。も し食べてみて塩辛いようなら、大さじ1杯ぐらい水を加えてしばらく置くとい いでしょう。茎の漬かりが浅いなら、茎を取り出して細かく刻み、その汁をぎ ゅっと絞ってから食べるといいかもしれません。リカバーは利くと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月30日 21時34分23秒
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