カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
しろな(白菜)は関西中心に食べられている菜物野菜で、チンゲンサイほど軸
が太くなく、小松菜ほど軸が青くなくて白いため、しろなと呼ばれるのだと思 います。煮ると白い軸が透明になり、縦に美しい筋が表れます。薄味での調理 に合う野菜です。いつもは薄揚げとの煮浸しにするのですが、今回は豚肉と厚 揚げを使って煮浸しにしました。しろなは油と相性がいいとはいえ、炒め合わ せというほど油っぽくはないものの、厚揚げからも豚肉からも油分が出ます。 豚もも肉の切り落としを細く切って鍋で少量の油で炒め、一口大に切った厚揚 げを加えて、ひたひたの水で煮ます。粉末かつおだしの素、酒、しょうゆで調 味します。豚肉を使うので、濃い口しょうゆでいいでしょう。厚揚げが煮えた ら、洗ってざく切りにしたしろなを加え、しろながしんなりすれば、できあが り。火を止めて全体を混ぜ、そのまま冷まして味を含ませます。薄揚げとの煮 浸しはメインのおかずには物足りませんが、こちらは食べごたえがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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