カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
「棒焼き餃子」は苦し紛れの命名ですが、つまりは春巻の皮で餃子のあんを包
んだものです。なぜこんなことになったかと言えば、お察しのとおり、春巻の 皮が安く(なんと半額で)売られていたからです。ふだん、焼き餃子には皮25 枚に対して豚ひき肉を180gぐらい使いますが、今回は春巻の皮5枚に約150g の豚ひき肉を使いました。混ぜているのは、ねぎの小口切りと、白菜ではなく 紫白菜を刻んだものです。なぜ紫白菜を使ったのかと言えば…(以下省略)。 豚ひき肉に胡椒、クローブ、ナツメグ、しょうゆ、酒、ごま油、片栗粉を混ぜ て、よくこねます。粘り気が出てきたら、ひき肉の重さの8割の刻んだ(紫) 白菜と、ねぎを混ぜ、全体が均一になったら、しばらく冷蔵庫で寝かせてなじ ませます。刻んだ白菜をそのまま混ぜると、あとで水分が多く出ます。刻んだ 白菜に塩を振り、しばらく置いてからギュッとしぼったものを混ぜた場合は、 あんから出る水分が少ないです。このあたりはお好みで使い分けてください。 四角い春巻の皮を横に4区分し、手前から2つめの区画にひき肉のあんを乗せ ます。手前の皮を折ってかぶせ、両端を内側へ折り、パタンパタンと向こうへ 2回巻いて、包みます。これで両面とも皮が二重になる理屈です。今回はこれ を5本作り、油を多めに加えたフライパンで、中火でふたをして両面を揚げ焼 きにしました。材料のせいで仕上がりが青っぽいですが、皮は破れずにうまく 焼け、中まで火が通っていました。通常の餃子より楽かなと思った次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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