カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
日本海で獲れるはたはたは、なかなか大阪では生では手に入りませんが、頭と
はらわたを取って干した「はたはたの若干し」はときどき買います。たいてい はグリルで焼いて食べるのですが、今回は「はたはた鍋」にしてみました。塩 鮭や塩鯖などの塩干物をお吸い物に仕立てる方法はよくあり、大阪では塩鯖の あらを使った船場汁が、かつてよく食べられていました。はたはたは身が水っ ぽい魚ですが、干すことでうまみが濃縮され、身も締まって食べやすいです。 写真は、以前「寄せ鍋」のときに使った1人用の鍋ですが、はくさいとはたは たに隠れて見えないものの、豆腐、長ねぎ、えのきだけも使っています。澄ま し汁と同様にしょうゆ:酒:水=1:1:18の、しょうゆの20倍稀釈のつゆを 作って鍋に注ぎ、ひと煮立ちさせていただきました。生のはたはたなら身がほ ろほろと崩れそうなところ、途中ではくさいをかぶせて煮た若干しのはたはた は、胴骨もがりがり食べられるぐらいで、鍋全体を美味しくいただけました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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