カテゴリ:こだわりの食材
久しぶりに舌平目の煮付けを作りました。エンガワの付け根も含めると小さな
骨が多く、また身が薄いため、あまり食べでのない魚ですが、上品な白身が持 ち味です。身の軟らかい魚なので、煮汁はしょうゆの10倍稀釈(しょうゆ、み りん、酒各1と水7)にし、身の厚い魚なら紙の落としぶたをするところ、ひ たひたの煮汁で、ときどき鍋を揺すりながら5分煮ました。色は付いています が味は薄めです。また、風味付けに「葉山椒の佃煮」を加えて煮付けました。 舌平目はフランス料理では高級食材の扱いを受けていますが、瀬戸内では一般 的な底魚、白身魚です。今回は葉山椒がいい働きをしていて、身をむしって葉 山椒と一緒に食べても、身だけをむしってほのかに山椒の香りを楽しんでも、 どちらでも美味しくいただけました。魚を煮るとき、身の厚い魚は全体に煮汁 を行き渡らせながら均等に煮るのに苦労し、紙の落としぶたをしながら煮汁の 泡立ち加減を常に気にしますが、この舌平目は平たく、扱いやすい魚でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年07月08日 22時57分03秒
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