カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
久しぶりに昼食に「おだまき」を作りました。うどんの入った茶碗蒸しのこと
で、固まった卵の中でうどんが玉になっている様子を、麻糸を巻いて玉にした 苧環(おだまき)に例えたものかと思います。卵液は加熱しすぎると「す」が 入ります。ただし、しっかりと火が通ってほしい具もあり、それらは下茹です るなどして準備します。すべての具が揃ったら、お碗または鉢にうどんと具を 入れ、卵液を張って蒸します。仕上げに青みやゆずの皮などをあしらいます。 今回使った具は、しめじ、かまぼこ、ねぎ、間引いた大根葉ですが、このうち しめじは下茹でしておきます。わたしはついでに、うどん玉も茹でて、うどん に含まれる塩分を抜いておきます。卵液は、溶き卵を水で4倍に薄めて使いま す。計量カップに卵を1個か2個割り、その容積を計ってボウルに移したら、 その3倍量の水を加えればいい理屈です。ただし「水」のうち一部はうすくち しょうゆにします。最終的にしょうゆは15~18倍に稀釈されるようにします。 例えば卵が60ccなら、うすくちしょうゆ15cc+水165ccの計180ccを加 えて混ぜます。粉末かつおだしの素も少し加えます。必要なら網でこせば、カ ラザを除けます。丼鉢にうどんと具を入れ、卵液を張ります。鉢が入る鍋に浅 く湯を沸かし、台になるような網を置いてその上に丼鉢を置き、鍋にふたをし て、湯気が出続ける状態で10分間蒸しました。ここで火を切り、しばらくふた を取らずに余熱で温め続けてから、ゆずの皮をあしらって、いただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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