カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
そらまめ(蚕豆/空豆)は、なんとなく5~6月が旬のように思っていました
が、産地によって12月から7月まで出回るそうです。さやから取り出した豆を 塩茹でにして食べるのが一般的ですが、さやごと網焼きにして黒く焦がし、豆 を蒸し焼きにするような食べ方もあります。今回の「焼きそらまめ」はフライ パンで焼いた鉄板焼きです。茹でていない豆を焼くので、豆の味が濃くなりま す。仕上げに塩を少し振り、おつまみにもいいですが、おかずにもなります。 わたしは「そらまめの皮をむいて食べるやつは、地獄で鬼に石の皮をむかされ るぞ」と親に言われて育った世代なので、さやから取り出した豆は、皮ごと食 べます。ただし、そらまめの皮は、空気に触れると徐々に硬くなっていくそう なので、さやから豆を取り出すのは焼く直前にします。フライパンにごく薄く 油を引き、むいたそらまめと、豆とさやをつなぐ細い緑色の珠柄(しゅへい) を並べたら、最初は中火で、熱くなったら弱火にして、ふたをして焼きます。 油が引いてあるので豆がフライパンにくっつかず、豆自体の水分がふたの内側 に充満して、蒸し焼きのような感じで焼けていきます。香ばしいにおいがして きたら、豆の表裏を返し、またふたをして反対側も焼きます。このとき水をわ ずかに加えてもかまいません。両面が焼けたら、全体に軽く塩を振って、でき あがり。油の味を感じるようなら油が多すぎですので、気を付けてください。 塩茹でのそらまめよりぐっと香ばしい焼きそらまめを、一度お試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月18日 23時06分21秒
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