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親友は彼の優しい手に惚れたと言う
泣いていた彼女の頬を優しく包み込んで 撫でてくれたと言う 男の大きな手は 女の涙を優しく拭うためにあるのです 私は彼の暖かい手に惚れた 迷子になっていた私の手を 力強く繋いでくれた 男の大きな手は 途方に暮れて彷徨っている女を 安心させるためにあるのです 触れ合う事の大切さ 私の夫は 私の心が壊れていた時も 決して私に触れようとはしませんでした ボロボロ涙を流す私を 冷たい目をして 1メートル先から黙って 他人の目をして眺めていました 現実には1メートル先に居た夫ですが 私には 何千キロ何万キロ先に居るように見えました 涙の向こうに 見えました 死に掛けている私に向かって 何も言わず 触れることもせず このとき 私は決心しました 終わりにしよう って・・・・・・ この人に何を求めても 何を願っても無駄だと悟りました 人は 触れ合う事でお互いを分かり合えるんだと思います 触れ合う事で感じ取れると思います それは 毎日同じ屋根の下で暮しているだけでは 分かり合うことなどできないのです 毎日同じ空気を吸っているからわかるものでは ないのです 十数年 同じ屋根の下に暮していても 何もわかっていませんでした ************************************************* その人の手は優しく暖かかった 何も言わなくても この人のやさしい心が伝わってきた 手を繋ぐ事になれていなかった私は 恥ずかしくて 照れ臭くて 何度かその手を離そうとしたけれど 何度も繋ぎなおしてくれるその人は いつも優しく微笑んでいた 何時しかその手がないと 私は不安で寂しくて 仕方なくなっていた 手を繋ぐ心地良さ 手を繋ぐ安心感 手を繋ぐことから来る幸せ 今はその手がないと困ります ************************************** 涙を拭ってくれるその手 厚みがあって 暖かくて ごつごつしてる 時々 ギュウって強く握るから痛い (なぜかそれはいつも・・・・便秘のツボを押している) 迷子にならないようにつないでいてくれる手 しっかり繋いでくれている 時々、それを振り切って 井戸の底に 深い井戸の底に落ちてゆくわたし そんなときも その手が私を引き上げてくれる たまに その引き上げている手を緩めて 意地悪をする 私は慌てて強く握る 見上げると ニンマリ笑う顔がある ************************************** 男の手は 女を守るためにあるのです じゃ、女の手は? 女の手は 女のために必死で戦って 疲れた男を労わるためにあるのです もちろん 子供を育てる手 でもあります 男を労わるために 女の手は料理をしたり 掃除をしたり洗濯もします 疲れた体を揉んだりもします 弱気な背中を押す そんなお仕事も女の手はします わたしは お酌をしてあげるのが好きです おうちに居ても 向かい合って座るより 横に並んでお酌をしてあげるのが好きです 肩が触れたり 手が触れたり ほっぺが触れたり 仲好しじゃないと 出来ません ******************************************** 指先の所作にも気をつけたいです 湯飲みでお茶を飲むときも 御猪口でお酒を飲むときも グラスでシャンパンを飲むときも 道を訊かれて指差す時も 指先の所作を綺麗にしたい 優しさ溢れる指先は 見ていてもとてもいい感じです ******************************************* 優しい手は 私だけのものではありません 繋いでいる時も ふと そんな事を思うので 繋いだ手をじっと見ることがあります 寂しい瞬間がそこにあります ****************************************** 甲子園が大雨で 対巨人戦が中止で つまらないので つまらない日記を書いています つまらないとかきましたが 私にとっては とても大事な手のお話です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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