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イラクに戒厳令が敷かれた。「戒厳令」ではなく、「非常事態宣言」であるという指摘を受けたのであるが、60日間も外出禁止令などがあるとこれは戒厳令だろう。非常事態宣言というのはちょっとした言葉のごまかしあろう。この「非常事態宣言」という言葉だけでもイラクは全土が戦闘地域であるということがわかる。ところが、小泉によるとサマワだけは戦争が起こっていず、イラクの中で自衛隊が駐屯しているサマワだけはとても安全な地域だそうだ。小泉はこのままなし崩し的に憲法9条を無効化しようとしている。またこういう臆面もないウソをついても日本の人民は何もしないだろうとたかをくくっている。今こそ大きな運動を起こし、自衛隊を完全撤退しなければならない。非常事態宣言を出すことによって、アラウィ首相は、〈1〉安全上の脅威に直面した地域に対する外出禁止令布告や立ち入り制限区域の設定〈2〉武器不法所持者らに対する予防拘束など、広範な措置の発動が可能となる。それでイラク国民の目と耳と身体的な自由を奪い、その間に米軍を中心とした多国籍軍によるファルージャの掃討作戦が行なわれている。大規模な空爆もなされている。多くの罪なき人々が今まさに殺されているのだ!なんとしてもこれを止めなければならない。(以下記事)
AP通信によると、イラク駐留米軍は8日未明、中部ファルージャの西部にある同市の主要病院と、ユーフラテス川に架かる2本の橋に部隊を突入させ占拠した。武装勢力掃討のための大規模なファルージャ制圧作戦を始めた可能性もある。 ファルージャは米イラク両国部隊が包囲し、同市南部では断続的に砲撃も実施している。郊外の住民によると、同市北部一帯でも7日夜、激しい空爆や砲撃音が絶え間なく聞こえた。米軍はイラク暫定政府が7日発表した非常事態宣言に基づき、交通を遮断して町を孤立させた。 米軍が占拠した病院の院長は「米軍の病院支配は正しくない。抵抗勢力への医療支援を止めようとしている。彼らは病院が誰のものでもないということが分かっていない」と批判した。 (共同通信) - 11月8日12時27分更新 <終> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.09 17:18:32
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