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テーマ:政治について(20200)
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鳩山由紀夫が普天間移設を結局辺野古沖案に戻して、その責任を転嫁するかのごとく辞任し、後継茶番選挙が民主党内で行われ、大方の予想を裏切ることなく菅直人が第94代首相に選出された。
選出されるにあたって、菅は外交問題について「日米を機軸として」と演説した。自民党政権時代はもとより、鳩山にしても菅にしても、合州国にすりよっていないと気がすまないらしい。 ここでいま一度、普天間問題を再考する資質が菅にあるかないか。おそらくそういったサプライズはあるまい。 連立離脱して筋を一応通した社民党も、テニアンに移設といっているが、そこでテニアンの住民のことを考えたのだろうか。補助金などの理由で確かに首長は受け入れを歓迎しているが、テニアンには基地問題環境問題が起こらないと言うのか。 なぜ、堂々と、「基地撤廃」をかかげることができないのか。 一方、世界経済は中国の発展により(知的財産権などの種々の問題はあるが)、軸足を徐々に移してきている。また国内経済は小泉改革以来「格差」はまだまだ広がる一方で、富めるものはいよいよ富み、貧しきものは益々貧困にあえぐ状況が続いている。 資本主義経済の中で経済状況を立て直すためには、雇用の創出、地域経済の活性化、消費経済の充実などさまざまな課題がある。それらの問題をドラスティックにやっていかなければ、経済を立て直すことはできない。 事業仕分けなどで、無駄をなくすことはもちろん必要であろう、がしかし、省いた無駄をこんどは如何に有効に活用していくのかを協議、実践していかねば、それはただの票集めのパフォーマンスでしかない。 菅が首相になったことで、民主党の支持率が若干上がったとの報道もあるが、現在の菅の立ち位置は、「参院選選挙対策総理」でしかない。さて、夏の参院選以降、菅がどう出るのだろうか。 ちなみに期待は全くしていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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