本好きの独り言

心を動かす 無敵の文章術 [ 千田 琢哉 ]


著者：千田 琢哉

短い文章で、読み手に刺さるアウトプット40

速書力・説明力・交渉力UP！
メール、企画書、LINEなどで今すぐ使えるスゴワザ！
教養を深め、伝える力を鍛えよう！

すごく読みやすい本でした。
説得力があり、自分も実践したいと心動かせさられました。

第一章　無敵の文章術のコツ
文章は短く、気負わずに！
01　書くのを難しくしている犯人は、あなた
大切なのは、気負わないこと。コンパクトな短文を目指そう。
02　「起承転結」に、こだわらない
唸りながら書いた文章は読みにくい。リラックスして書いた文章は読みやすい。
03　好きな作家や漫画家を持つ
本心から好きになった作家や漫画家の文章やフレーズをトレースしてみよう。
04　身近で一番「仕事ができる人」の文章を徹底的に分析し、貪欲に真似をする
真似をすることは恥ではない。成功への早道である。
05　小学生レベルの「語彙力」を使いこなす
中学受験用の語彙問題集をマスターするだけで、あなたの文章力は飛躍的にアップする。
06　あなただけの「運命の本」に出逢うと、書きたくなる
小説でもいい、漫画でもいい。活字をたくさん読みまくろう。
07　「欲望」を源泉とした文章が人の心を動かす
「モテたい」「お金持ちになりたい」という欲望を書くモチベーションにしたほうが継続できる。
08　片思いでいいから、恋をする
恋をしていると、次々とアイデアが浮かんでくる。
SUMMARY　「無敵の文章術」の初歩は――真似て学ぶ。

第二章　ビジネス文書の書き方
まずは、「結論」から書く！
09　「結論」から書かない文章は、時間泥棒である
「結論→理由→具体例」この順番を徹底せよ。
10　ボリュームに逃げてはいけない
ボリュームのある文章は自己保身にすぎない。シンプルであればあるほど感謝される。
11　コンサル的な図表は、自己満足である
わかりにくい図表は使わない。稚拙なテクニックは逆効果だ。
12　じっくり時間をかけて書いた企画は通らない
企画書を書く以外の時間が勝負の分かれ目。「じっくり考える」は普段すべきこと。
13　「もっと具体的に」とは、「数値」と「固有名詞」を示すことである
文章の中に数値や固有名詞を入れると、説明文や交渉力が一気に強化される。
14　「である」調か「です」「ます」調かを統一させる
「です」「ます」調でいくか、「である」調でいくか、読み手に応じて使い分けよう。
15　あなたが本音で面白いと思えないような文章は、人に読ませはいけない
一度妥協すると、それが人生のスタンダードになってしまう。
16　ビジネスで「いい文書」とは、「わかりやすい文章」のことである
わかりにくい文章は、人もお金も遠ざける。
SUMMARY　「ビジネス文書」の真髄は――わかりやすさ。

第三章　プライベート文書の書き方
量産型が成功の近道！
17　悪口でSNSの読者を増やすと、いずれ悪口で苦しめられる
悪口を書くと軽薄なファンがつくが、彼らはより大きな刺激を求めてくる。
18　長期的に支持され続けるブログの共通点は、「教養」が感じられること
文章がつまらない、写真がダサいでは、誰からも相手にされない。
19　メールが長くなればなるほど、あなたの価値は下がる
長文メールは嫌われる。長文メールは貧乏神である。
20　「三行ハガキ」で、人生は変わる
名刺交換した相手に、「三行ハガキ」を送ってみよう。
21　文章力磨きは、１ジャンルにつき1000回書いて１セットと考える
ハードルを低くして、少しずつ成長を目指そう。
22　女優が人に見られて美しくなるように、文章も人に読まれて成長する
他人に読まれて、評価される。それが、文章上達のコツ。
23　普段から「オリジナルのネタ帳」を作り、持ち歩く習慣にする
常に手帳やスマホを持ち歩き、気づいたことは何でも記録しよう。
24　一発、狙わない
10%の確率なら、十発撃てばいい。外しても落ち込む必要はない。
SUMMARY　「プライベート」の文章は――短文で勝負。

第四章　プロは文章を書く前の準備・心構え
読む相手をイメージする！
25　「売りたい」「儲けたい」が滲み出たら、ご臨終
「売りたい」「儲けたい」などのエネルギーは、内心に留めておく。
26　「何を書くか」より、「誰に書くか」を決める
相手を「イメージした文章」と「イメージしない文章」では、結果は違う。
27　「誰に書くか」より、「その人をどう動かしたいか」を決まる
読み手を行動させる文章力を習得しよう。
28　「その人をどう動かしたいか」より、「その人をどんな習慣にさせたいか」を決める
相手を習慣化させることができたら、一流の仲間入り。
29　「その人をどんな習慣にさせたいか」より、「その人の人生をどう変えたいか」を決める
相手の人生を変えることができたら、超一流。
30　日本で0.01%の人に読んでもらえれば、生きていける
万人受けする文章では、誰も感動しない。
31　八方美人の文章は、誰が読んでもつまらない
アンチは敵とは限らない。熱烈なファンと紙一重である。
32　批判されるのが嫌なら、お金をもらう文章なんて最初から書かないことだ
もし批判されても、それは一過性なもの。人の評価を過度に気にしない。
SUMMARY　プロの文章に必要なものは――愛と勇気。

第五章　プロが文章を書くメカニズム
冒頭が面白ければ売れる！
33　最初に「仮タイトル」を決めてしまう
タイトルやプロジェクト名が面白ければ、そのミッションは必ず成功するはずだ。
34　「プロローグ」ですべて出し切る
エグゼクティブたちは「序文」を読み、一瞬で判断する。
35　「エピローグ」は不要
エピローグを書く暇があったら、文章の中身をブラッシュアップせよ。
36　見出しは、コピーにする
シンプルなコピーが人の心をうつ。
37　本文は、流す
「アウトプット→インプット」の順番が重要。
38　自分が普段使わない「語彙」「漢字」は戦力外
背伸びしをしないほうが、読みやすい文章になる。
39　体調を整える
体調次第で文章のクオリティは変化する。
40　今から調べないといけないことは書かない
勉強を愉しみ、「無敵の文章術」を身につけよう。
SUMMARY　文章を書いていない間にとことん唸り、書き始めたら一気にアウトプットせよ。

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