|
カテゴリ:読書
昨夜までのお風呂本はコレ↓
第145回直木賞ノミネート作。 (受賞作は『下町ロケット』) 2012年本屋大賞2位。 (大賞は『舟を編む』)
直木賞選考委員でもある 林真理子さんのコラムで かなり押していたので 読んでみました。
創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに 死んだ父からのメールが届く。 傭兵・イエーガーは不治の病を患う息子のために、 コンゴ潜入の任務を引き受ける。 二人の人生が交錯するとき、 驚愕の真実が明らかになる――。 <amazon内容紹介より>
構想20年以上。 ワシントン、東京、コンゴを 舞台に展開する スピーディで壮大な物語です。
一気に読ませる内容なのですが、 600ページ近くあり GW中は飲みすぎて あまり長風呂できず^^; 今までのお風呂本の中で 最も読了まで 時間がかかってしまいました。
創薬化学(医薬品を創薬する学問)が柱なので 専門用語が数多く出てきますが、 すんなり読ませるところが 著者の力量なんでしょうね。
人物像に少し偏りがあるのが 気にかかりますが、 世界に距離感がない、 近未来を予感させる、 人類ドラマとでもいいましょうか・・・
背筋が寒い場面もありますが、 その先が知りたくなる小説でした。
頭に余裕がある時に 読んでおいてよかった。
ただ この作品が選ばれることで 候補作の厚みは増すけれども 1位には 選ばれにくい気がしました。 なんとなく…
映像化はかなり難しいかも…
ポチっとよろしくお願いします ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.15 11:29:23
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|