|
カテゴリ:読書
昨夜までのお風呂本はコレ↓
舞台は 長崎県の五島列島にある中学校。 女子ばかりの合唱部。 顧問の先生が産休中、 臨時で赴任してきた美人教師めあてに 男子生徒が入部してくるが NHK全国学校音楽コンクールまでに 合唱部は、曲は、まとまるのか・・・
中学生らしい 男子と女子の対立や恋、 様々な家庭環境、悩み、友情。 ひとくくりにしてしまうと やっぱり青春ですね~
臨時教師以外の会話は 九州弁で書かれているのですが、 女の子の九州弁って いいですね。 「なんしよるとー?」なんて 萌え~な感じです。
課題曲が 実際のコンクールでも使われた アンジェラ・アキの 『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』。 曲を理解して歌うため、 未来の自分あてに 手紙を書く宿題が与えられるのですが、 これがタイムカプセルみたいな役割で うまく成長期の心情を表しています。
ひさしぶりの爽やかな読後感でした。
聞いたことのあるような タイトルは ドイツの詩人の有名な詩からです。
震災の後も話題になりましたね。
備忘録として 載せておきます。
心に太陽を持て。 あらしが ふこうと、 ふぶきが こようと、 天には黒くも、 地には争いが絶えなかろうと、 いつも、心に太陽を持て
くちびるに歌を持て、 軽く、ほがらかに。 自分のつとめ、 自分のくらしに、 よしや苦労が絶えなかろうと、 いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、 なやんでいる人には、 こう、はげましてやろう。 「勇気を失うな。 くちびるに歌を持て。 心に太陽を持て。」
ツェーザル・フライシュレン(山本有三訳) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|
|