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3兄弟とワタシ

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2019年10月11日
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カテゴリ:介護・看病
朝8時過ぎに父から電話。

「今日、ついて行ってくれるんか?」

「ついて行くよ。
でも、9時に電話して予約をとらなアカンから。
何時の予約になるかわからんし、
私が電話するまで家で待ってて。」

「そうか…」

「わかった?家で待っとくんやで!」

と言って切った。
何せ、病的に(たぶん不安神経症)
異常に早く行動する人やし、
予約してても予約の3時間位前に病院へ行く。
予約がなかったらどうなることやら…。

9:00
病院に電話して予約をとった。
昨日キャンセルしたばかりの枠がまだ空いてて、
今から病院へ行ったら、すぐに診てくれることになった。

9:01
父に電話をして、
「今からタクシー呼んで病院へ向かって」と言った。

私は自転車で病院へ向かった。

9:20
病院の玄関に到着し、父を待った。
10分程待ったけど、まだ来ない。
先に受付を済ませておこう。
診察券を受付機械に通したけど、
「予約が無い」と表示される。
え????
受付のお姉さんに事情を話して
調べてもらったら…衝撃やった。

「9:03に受付を済まされてますよ。」

あのじいさん、ずっと病院で待機してて
私がタクシーを呼べって言った段階で
受付機械を通したんやな。
いったい、何時から待っとったんや。
まぁ、父と私、両方が診察券を持ってるのが
問題やねんけど。
いつかのタイミングで取り上げよう。

慌てて、診察室前へ行ったら、
順番がきて父は診察室の中へ入ってた。
慌てて私も中へ入った。

父の耳が遠いのと、滑舌が悪いのとで
Dr.は、父が何を訴えてるのかわからない状態
やったっぽい。


Dr.が、パソコンの画面を見ながら…
「腫瘍が大きくなってます。
それで痛みが強くなってるんですね。」と。

え??
いつ、CT撮った?
今日そんな時間なかったやんな?
状況を理解できない私。

1週間前に救急車で運ばれた時に撮ったCTを
見てた。
当直Dr.の「異常なし」という診断は
やっぱり嘘やったけど、
その時のCTが役に立ったってことやな。

Dr.の説明では、
もう放射線治療はできない。
父の状態では、抗がん剤治療はできない。
だから緩和ケアしかない。
医療麻薬を使って痛みをコントロールしていく。

父の希望もあり、私も希望するので
「入院させてほしい」と頼んだ。
でも、この病院は急性期病院だから
長期入院はできない。
1~2週間が限度。
それでもいいから、一旦入院させてほしい。
麻薬を使うわけやし。
前回と同じ量で効くのかどうかもわからん。
痛みと不安で私に電話してこられても
私もどうしようもない。
父の精神状態と痛みが落ち着くまで入院
させてほしいと頼んだ。

何か知らんけど、Dr.は初め、拒否姿勢。
私もあきらめず食らいついた。

「診てておわかりだと思うんですけど、
一人で暮らすには限界に近い状態なんです。
麻薬を使うわけですし。
1週間か2週間か知りませんけど
この病院としてOKな期間だけ入院させて下さい。」

それでも、往診や訪問看護を勧めてきた。
そんなもん、使えるなら使とるわい。
本人が完全拒否するから使ってないんじゃ。
だんだんイライラしてきた。

「往診や訪問看護を拒否してどうするつもりですか。
療養型病院もホスピスもそう簡単に入れませんよ。
この辺りにそんなに数もありませんし。」
と、Dr.が言ってきた。

これ、論点ズレてないか??


「〇〇病院とか△△病院とか、療養型やホスピス
ありますよね。
でも、今すぐそこへ入りたいって話じゃないんです。
今の痛みをコントロールできるまでここに
入院させてくれって話なんです。」

Dr.
「私はこのあたりの人間じゃないんで
他の病院のことはよくわかりませんけどね。」

何なん、この会話。
何なん、こいつ。

Dr.が渋々感を出しながら、看護師さんに
ベッドの空きを調べるように指示した。
空いてるベッドがあり、入院できることになった。

診察室の外で待つように言われた。

看護師さんが出てきて、Dr.よりも遥かに親身に
今困ってることを改めて聞き直してくれ
丁寧にメモしてくれた。

その後、その看護師さんが、別の看護師さんを
呼んできてくれた。
その別の看護師さんが、がん患者の対応専門の人らしい。
相談室という部屋に入って、
これから覚悟しないといけないことを丁寧に説明してくれて
今後の生活をどうするか等、案をいくつか出してくれた。

このエリアは、ホスピスが多いらしい。
(さっきのDr.にそれ、教えといたってほしいわ。)
でも、すぐに入れるものじゃないし、
どうしたら良いか、これから話し合っていきましょうと
言ってくれた。


父が入院した後、私は実家へ入院に必要なものを
取りに行った。
家の中の散らかり方とか、
冷蔵庫の中とか、
引き出しの中とか、
ヤバい感じが増してた。

なんでこれがここに?
みたいな状況。
何かの説明書が冷蔵庫に入ってたり。(笑)
母も特養へ入る前、こんな感じやったなぁ…と
思い出した。

着替え等を持って、再度病院へ。

ちょうど、入院中の主治医が部屋に来てくれてた。
このDr.は今までのDr.と正反対なタイプ。
もともと、がんと診断される前にお世話になってたDr.。
高齢者への対応も素晴らしい。

まずは、1週間、様子を見ましょうということになった。

長い一日やった…。

台風が近づいてる影響もあり、
私は朝からずっと頭痛と闘ってた。
あーしんど…。





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Last updated  2019年10月12日 14時06分18秒
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