思い出し日記~6~7月♬レミゼ、アナ雪、JCSコン、オペラ座の怪人♪
暑い日が続きますが、みなさま、お元気でしょうか。ワクチン接種も進んでますが、感染者も減ることはなく・・で悩ましい夏です。もう7月も終わります。オリンピック観戦(TV)もあり、始まってみれば、結構力いれて応援してしまっています(絶対大丈夫だろう!という対戦で負けてしまって、がっかり!ということも・・・でもかっこよくメダルとった選手にうるうるしたり・・)。うっかりまとめ日記を書かずに王家の8月に突入してしまうところでした。(無事に開幕を祈るばかりです)6,7月舞台を振り返ったメモです。自分の好みで勝手に書いている個人の感想です。急いで書いたので記憶違いや間違いも多々あるかもしれませんが、備忘録として・・。6月最初には大阪のモーツァルト!を配信で楽しむことができました。(これについては過去日記に書いてます)もうどの劇場も感染対策は当たり前にしっかりして、検温、消毒の実施、会話禁止の確認、マスクの確認は必須です。♪♪レ・ミゼラブル(帝劇)結局4回足を運ぶことができました。(山口バルジャンも、海宝マリウスも今回不在なのに、4回も観てしまう自分は結構なレミオタなのか?と驚き)①6月3日(木)マチネキャスト(敬称略):佐藤バル、伊礼ジャベ、二宮ファンテ、屋比久エポ、内藤マリ、加藤コゼ、斎藤テナ、樹里咲穂マダムテナ、相葉アンジョ②6月24日(木)ソワレ(e+貸し切り)キャスト(敬称略):佐藤バル、伊礼ジャベ、濱田めぐみファンテ、生田エポ、内藤マリ、加藤コゼ、斎藤テナ、谷口マダムテナ、木内健人アンジョ!③7月5日(月)マチネキャスト(敬称略):福井バル、川口ジャベ、二宮ファンテ、屋比久エポ、三浦マリ、敷村コゼ、橋本テナ、樹里マダムテナ、相葉アンジョ④7月13日(火)マチネキャスト(敬称略):佐藤バル、川口ジャベ、知念ファンテ、唯月エポ、内藤アンジョ、熊谷コゼ、駒田テナ、谷口マダムテナ、小野田アンジョすべてのキャストを制覇したわけではないのですが(六角さんは観てみたかったな)、今回特にフィーチャーして観たいと思っていた初めてのキャストである、樹里さんマダムテナ、木内アンジョ、生田エポニーヌ、そして、初めての組み合わせである、佐藤バルジャンx川口ジャベール、の公演日が、やはり興奮度は高いです!ほんとは、ファクトリーガールは島田彩さんの日をたくさん観たかったのですが(島田彩さんの声も演技も大好き!すごい才能の原石だと思う!)スケジュールの変更に伴い、あまり見ることができなかったのが残念です。★樹里さんは何を演じてもチャーミングな方ですが、このマダムテナというちょっと怖くて憎まれ役のこの役でさえ、とてもチャーミングでした。もちろん声はしっかりと出して吠え(?)怖かったり激しかったり?するのですが、持ち前のエンターテナーぶりがどうしても隠せず、やっぱり観てよかった!という気持ちになる、素敵な明るいオーラの女優さん♪ほっそりしていても、かわいい感じでも、こうして新しいマダムテナが誕生するって、レミゼのふところの広さが感じられるようで、なんだか素敵♬ (決して太目で可愛くない人がデフォと言ってるわけではありません・・)で、樹里さんの日はもれなく?相葉アンジョがついてくる!という不思議さ~♬★相葉くんも、イケメン、スタイルの良さ、かっこよさは変わらずだけど、すこし骨太になり、声もしっかり出て安定感ありました。目力も増してきたような・・・。★木内アンジョ!まあ、なんときりっとしてピリッとしていながら、好感度が高い好青年!(美青年でもあるけど、まったく嫌味のない綺麗さ・・)もし海宝くんがマリウスじゃなくてアンジョをやったら、こんな感じ?と想像できるような、目力と清潔感があふれ、動きがとても綺麗で、すべての動きにやる気が満ちていて、にんまりしてしまいます。若いリーダーほやほや・・といういい意味の緊張感に満ちていて、惚れ惚れ・・もう一回見たかったな。歌声ももともと素晴らしい、伸びしろがすごくある人、と思っていたけれど、ほんとに伸び伸びとしたよいお声で、今後がとても楽しみ♪★知念ファンテ、濱田ファンテ、ふうかエポ、小野田アンジョ、そして駒田テナ、もうこのあたりはベテランという感じがしますが、(今回は森クミさんは観なかった)それでもかならずすべてをリセットして役に取り組んでいらっしゃるので、やはりとても新鮮でわくわくしました。小野田さんは、髪型もりりしく、引き締まった感じで、ほんとにリーダーらしさ増してましたね。歌声はもう抜群なのは変わらず。濱田ファンテは、前回はほぼノーメイク?と薄い感じがしましたが、今回は結構しっかりにメイクされていたような・・。ふうかエポはけなげさ、儚さ、運命である感じなど、自分の中のデフォに近いので、号泣してしまいます。熊谷コゼットも歌が上手で上品さにあふれて可愛く、正統派な感じが好ましく、とても好きなコゼットです。テナに関しては、橋本テナとか斎藤テナは、観たときには軽めではあるけど、しっかりテナってるね!って思うのですが、そのあと駒ちゃんテナを観てしまうと、やっぱりこのすべての地獄を味わったテナ、という黒くて、でもそれを突き抜けた潔さもあるような、重ねた末の魅力にはやっぱり敵わんなあ、という感想が出ます。駒ちゃんはクコールとテナを手放さないで欲しい!!(笑)★期待、想像を大きく超えていたのが生田エポ。え?このエポって、いったい誰?と最初オペラグラスを2度観するほど、生田さんを消してエポになっていて、驚きました。自分の好みのエポに結構近かった。コゼットのときより役にあっているのでは?歌もテレビの披露で観たときより、断然上手になり、心配なところはほとんどなかったです。なによりコゼットを経てエポにチャレンジするというその精神が素敵。いつかは知念ちゃんみたいに、コゼ→エポを経て、ファンティーヌもやるのでしょうか。もう一回観たかった。★今回一番の楽しみだったのが、シュガバル(佐藤バル)x川口ジャベの回でした。だって、前回はプロデュース側の年齢差的、経験値の差的?理由で、この組み合わせは皆無だったから。今回観て思ったけれど、そういう「心配」というのは、どうなんだろう?と思う。まあ確かに前回喉の調子を崩して不安定な箇所が目に付いたシュガバルも、今回はばっちり(私が観た回は)だったと思いますし、経験値を増して、ベテランの川口ジャベとの対決ぶりもばっちりなバランスだったと思いますが、だからといって、最初からその組み合わせはなし、となると、ほんとに観る側はなんで??と首をかしげたくなりますよね。とにかく、今回の席の中では、一番見易いセンターの良席であり、この大好きなお二人の対決ぶりを応援することができ、心震える幸せな一日でした(^^♪ 川口さんは2度観て、お!バルジャンが違うと、この箇所の演じ方が違ってる!?という「発見」(?)もあったのですが、自分の勘違いかもしれないので、あまり書かないでおきましょう。川口ジャベールは「どうだ!カッコいいジャベール様が登場したぞ!」というような鼻息がなく、とても自然なあり方をする、すごく惹き付けられる存在です。「華麗なる」魅せ方を意識しているジャベールは多いと思うけれど、ジャベールの心情を深く突き詰めて、ネガティブである部分も含め、それを隠さず、運命の対決相手であるバルジャンとやりとりをする、そこに込めるエネルギーに関しては、川口さんのジャベールは、派手ではないのに、ほんとうにぐっと来ます。友人と自分の会話では、川口さんはもはや、ノートルダムの鐘のフロロー役とレミゼのジャベールをずっと繰り返し演じていてくれればよい、という共通の感想です。この2つの役、絶対手放さないで欲しいです。そういえば、どちらも場面はパリ。命を落とすのもパリ(ノートルダム寺院とセーヌ川)。しかも!どちらも高いところから下に「落下する」。運命的ですね。なんだか彼の前世はパリの人なのか?と思ってしまいますね。といいつつ、一番の魅力はやっぱり川口さんの声ですね。個人的には、奥深い細胞に入り込む良いお声だと思う(こういう声の好みというのは人それぞれだと思います)。そして目力とたしかな落ち着いた演技力がぐっと惹き付けられます。ちなみに、祐一郎さんに手放さないで欲しい!!と今思っているのは、クロロック伯爵(ダンスオブヴァンパイア)と、コロレド猊r下(モーツァルト!)とマキシム(レベッカ)と、アルフレッド(貴婦人の訪問)です・・・いや、ほんとうは、コンサート版でもいいから、トート閣下とバルジャンやらファントムやらジーザスやら・・いろいろと観たいのですけれど・・)佐藤ジャベはやはりオペラ的に来るのか?と思いきや、語るように叫ぶように歌う部分も増え、演技もとても細かく、前回は祐バル寄り?だったと感じたのですが、今回はむしろ別所バル寄りになってきたような感じがしました。祐バルも、最初のころと卒業のころでは、だいぶ歌い方、演じ方が変わってきたので、〇バル風・・という言い方もちょっと変なのですが。それでも祐バルはやはり演じるバルというよりは、歌うバルかなあ。と(演技を楽しみにしているファンより、歌声を楽しみにしているファンが多い?だって、あの美声はやっぱり祐一郎さんだけのものですもの!)シュガバルももちろん慈愛に満ち、声もオペラ寄りな美声ですが、祐バルのすっきりテノールとは違って、わりと重めのバリトンなので、受ける印象が違うのです。今回はむしろ福井さんのバルジャンの声が、のびやかですっきりした声に感じられ、聴いていて心地よいかも・・と感じた部分もありました。(重めの厚い声より、すっきりした声が実は好きなのかも)ほかにもふくよかな谷口ゆうなさんのマダムテナは、歌声がとてものびやかで声量もあるし、なかなかユニークな笑いを誘っていて、「森くみさんの後継者」には決して収まることなどなく、新しい風を吹かせていたように感じました。これから楽しみな女優さんのひとりです。♪アナと雪の女王(四季劇場 春@浜松町)6月24日に初日を迎えた「アナ雪」。My初日は7月1日(木)マチネ 2階の遠い席だったのですが、これがなんと初回にふさわしい、全体がよーく見える素晴らしい見晴らし席でした!!というのも、まだ初日キャスト、というか最初の組の公演日だったので、岡本エルサ、三平アナ竹内オーケン、などなどに加え、二人の少女の父親であるアグナル王として、阿久津さんのご出演回を観ることができ、これがもう忘れられないあれやこれや・・で思い出しても暫くはニマニマ?してました。だって、あの「アイーダ」や「マンマミーア」やあれこれで、まさに祐一郎さんのように、ベテランスターとして活躍されてきた、あの阿久津さんがですよ・・王様としての役を終えたあと(ネタバレになりますが、もう映画もありますので、書きますが、割と早々と、海で命を落とされます)、なんと!ふつうのアンサンブルさんたちに思い切って混じって、ふつうにアンサンブルさんのひとりとして、大いにご活躍!!なのです!これが東宝やホリプロだったら・・・祐一郎さんや石丸さんなどが、同じようにアンサンブルさんに交じって、あれやこれや・・・(これがまたすごい!なんとシーンによっては、上半身●●になって、ほぼxxに見えるような恰好もあり!)されるなんて、あり得ないのではないでしょうか?劇団四季!!やりますね!!なので、ウォーリーを探せ!状態で、阿久津さんをオペラグラスで追ってばかりで、結構忙しいMy初日でした。もちろん、ストーリーはわかってはいるけれど、最新の照明、舞台芸術を駆使した、素晴らしいプロジェクションマッピング等により、そして、エルサの岡本さんの落ち着いて運命を噛みしめる表情や素晴らしく安定感のある歌声や、チャーミングな三平さんのアナ、2幕あたまで、客席をぐっと掴む大切な役である、オーケン、神永さんの「え?こんな役が似合う人だったなんて・・」というちょっと驚きのナチュラルなクリストフ、映画ほど嫌なやつに感じられない不思議な魅力のハンス(杉浦さん)、ぜったい味方になっちゃうオラフ、そしてこの中には人間が入っているんだよね?でも・・・どうやってるの??とずっと不思議で、とうとう顔をみせてくれないズヴェンなどなど、キャラクターは揃っているので、飽きることはなく、小学生から80代まできっと楽しめる、よい作品です!1幕ラスト(Let it Go)の素晴らしさ♪で、すべてが吹っ飛ぶ!ほんとにあのシーンは映画にも絶対負けてない素晴らしい演出であり、あまりの美しさと次々と襲ってくる素晴らしい景色におもわず涙でますね。1幕終わると客席は興奮の渦で大変な状態になります。2度目に観たとき(7月20日)は、チームB?に切り替わっていたので、阿久津王は残念ながらいなくなってしまったけれど・・エルサは三井さんになり、オーケンはもと東宝でも活躍されていた、阿部よしつぐさんが見られました。オーケン役として登場するのは、2幕冒頭からですが、1幕でも、しっかり阿部さんを探せ!をしていて、アンサンブルとしてご活躍の姿を捉えることができました(^^♪こんなことを言ってはあれかもですが阿部さんは、四季に入られてほんとによかったなあ、って思います。三井さんは庶民的なチャーミングさが引き立ち、エルサの役としては岡本さんの悲壮感、運命を背負った感じや忍耐力がある感じが好きでしたが、アナ役の三平ちゃんとより姉妹に見えたのは、三井さんのほうでした。DNAが共通していて、陽な感じや、跳ねる感じがあるというか・・。不思議ですね(^^♪雪だるまのオラフちゃんは、1回目は女性、2回目が男性がパペット操作を後ろでしていましたが、この動きと声がほんとに雪だるまちゃんとマッチしていて、ぐっときます!とくに2回目の男性(山田さん)のときは、あまりの一体感に、ほんとにオラフ自身から声が飛び出しているように感じてしまいましたね。この山田さん、とっても良いお声されてます。1回目に観たキャスト(アンサンブル女性)のなかに、あの海沼千明さん(オペラ座のクリスティーヌ役としてもご活躍の凄い人!)が混じっていたのですが、残念ながら、どこにいらっしゃったのか、よくわからず残念でした。(友人とも、うーん、海沼さん、もったいない!アナ雪のアンサンブルさんじゃなくて、オペラ座のクリスティーヌに出て欲しいよね。と話してました)そのうーん残念かな・・な、気持ちは・・・♪7月28日(水)「オペラ座の怪人」(四季劇場秋・浜松町)にて無事に報われました(^^♪この週は、クリスティーヌにこの天才的に上手な海沼さんが来てくれただけでなく、自分にとって初めての怪人である、飯田(兄)さんがキャスティングされ、もう楽しみでした♪飯田(兄)さんは、弟さんともまた違ったノーブルさというか、おおらかな感じもあり、でもゆったり?がっちり?した体格は弟さんにも似ており・・・声は安定感がありました。といいつつも・・・役としては、あの悲しみで身が引きちぎられ、引きずられてしまいそうな佐野ファントムのもつような悲哀感が出てくるのは回数を重ねてからかなあ・・と個人的には感じました。若いので、余裕があるというか、力で引っ張って行ってる感じでしょうか。感情の爆発も悲しみからというよりただ怒りから怒鳴ったりしているように見えてしまう部分もあり・・やっぱり運命的なものを背負い、悲しみが全身から溢れてしまうような、で、歌声は天に昇らせてくれる・・そんなファントムを期待してしまうのです。(といいつつ、ラストはやはり涙でます)これから、年齢と経験を重ねていき、深みをどんどん増していかれることと思います。あと、マダムジリーの戸田さんのお声がとても好き!黒い服やひっつめた髪型とお声から、ダンヴァース夫人が似合いそうだなと思ったり・・。なお、今回もそうですが最近のオペラ座では、アンサンブル1枠の「高井治さん」を探せ!モードにどうしても入ってしまいます。あのファントムを朗々と歌っていた高井さんが、結構楽しんでアンサンブルを演じていらっしゃる!なんとかぼちゃパンツ履いちゃう姿も!!これがまあ楽しくて仕方ないのです(笑)東宝さんやホリプロさんも、スーパースターのこういう上手な「活かし方」(?)を四季に倣ってみたら、いかがでしょうか?そしてわれらのイムホテップ宰相様にも、王家の出番が少なすぎると思うので、是非たくさん影バイト(?)をさせてあげてください!(今からお願いしても遅いですが・・・・(笑)ぜひぜひ今後ご検討を!)アナ雪2回目(ソワレ)の日(7月20日)のマチネに、そうだ!と急遽Jesus Christ Superstar in Concertを観に行ったことを書き忘れました。(公式に残席があったので)♪Jesus Christ Superstar in Concert (渋谷:東急シアターオーブ)July20マチネ去年コロナで中止になってしまって、ある意味復活コンサートのようで題目にぴったり!そして、開幕し自分はぎりぎりセーフで観に行けましたが、途中なんと関係者1名に陽性が出たということで、7月22日から24日の5公演が急遽中止になってしまい、その間にチケットを持っていらした方はとても残念でした。それでも、完全に中止にならず、またその後「復活!」できた、というまさに復活劇にふさわしい展開でした。全編オリジナルの英語、そして両サイドに日本語字幕付きです。音楽がぜんぶかっこよすぎて痺れます。さすがのロイド=ウェバーですよね。何年経っても古びぬ音楽、素晴らしすぎ…♪【キャスト】ジーザス:マイケル・K.リーイスカリオテのユダ:ラミン・カリムルーマグダラのマリア:セリンダ・シューンマッカーヘロデ王:藤岡正明カヤパ:宮原浩暢(LE VELVETS)ペテロ:テリー・リアンピラト:ロベール・マリアンシモン:柿澤勇人アンナス:アーロン・ウォルポールラミンのユダとセリンダのマリアが絶大にすごすぎた!このお二人の声を聴けただけでも元が取れた、と感じるくらい。ラミンがすごいことは知っていたけれど、このセリンダは初めてだったので、今後しっかりチェックしよう。ヘロデ王の藤岡さんは、前回衝撃的な成河(ソンハ)さんヘロデに圧倒されたせいか、普通に感じてしまった。歌はもちろん上手です。カヤパの宮原さん、日本人にはバスの声域の人は少ないらしいので仕方ないですが、超低音出てはいるけれど(前回の壮麻さんは超低音は正直厳しかった)無理して出している感があり、ちょっと違和感というか、不自然な感じがしました。とても綺麗でシュッとしたカヤパでしたが。ピラトのロベールも前回出ていらしたので、お声の良さは知っていました。シモンは、前回海宝くんが出たのでもちろん観に行きましたが、柿澤シモンもなかなか素晴らしく、カッキーってポテンシャルがものすごい人だな、と感じました。これからが楽しみでもあり、どうなっていくかわからない、ちょっと「恐ろしい子!」(笑)肝心のジーザスですが、美声で歌も上手なのですが、表情があまりなくクール。Tシャツにパンツという衣装や演出が現代的なせいでもあるけど、荒野で孤高な感じはあまりせず(ジーザスもひとりの普通の人間。それが狙いなのでしょうけれど)。ゲッセマネなども、自分の中のカリスマ的ジーザス(バルサモのジーザスのような)のように普通の人間にはもてない苦悩や悲壮感のようなもの、パッション!がもっと全身から感じられるといいなあ、と思いました。(バルサモはコンサートだけれど凄いパッションを感じます)やはり特別感が欲しい。個人の感想です。コンサートだから当然ですが、十字架に掛けられるシーンも訣別感がもっと欲しいかも。とはいえ、凄いレベルの方々であるし、観てよかったと心から思える素晴らしさには変わりなし。コロナがなければ、ヒューヒューショーストップ間違いなしでしたね。この時期にキャストの方々が来日してくださり、この貴重なコンサートを観られただけで、ほんとうに有難く、ラッキーだったなあと心から感謝いたします。