もう今日はいろいろ重なった感動と興奮状態で何から書いていいかわかりません。
すべてが素敵過ぎました(笑)。
マチソワした祐友さんからマチネ(e+貸切公演)の様子は伺っていました。
すでに公式でもマチネカテコのネオンライトの様子、UPされてますね!
ソワレもね、同じように、ほーんとに盛り上がりましたよv(^.^)v
公式動画では、あんまり暗がりにおけるネオンライトの綺麗さは映ってないかも。
途中照明を全部消して、劇城内真っ暗にしたので、みんなの振るネオンライトだけが一斉に光る様子は、もう鳥肌が立つほど綺麗でしたよ~!
舞台からみた客席もさぞ綺麗だっただろうな、と思います。2階も見上げてみたけど、ほぼ全員がライト振っていたのかな。ほーんとに光の海!ためいきものでしたよ~。
マチネでは祐一郎さんが御挨拶されたそうですね。「おうちに帰って深夜こっそり窓を開けてください。今日は太陽と地球と月が一直線になる日です。皆様のために、我々ヴァンパイア族が皆既月食をご用意しました・・」とかおっしゃったこと、クコちゃんが「祐さんが言うと本当に宇宙も動きそう」と言ってくれた、とか。なんだか嬉しいですね。
皆既月食!なんとロマンチックな日!こんな日にお城に来れたなんて最高!
そしてソワレが近づき帝劇に近づくと、ちょうど5時にあたりの街路樹が一斉にライトアップ!
大きいライトに、小さいライト、夢のような瞬間!もうその瞬間は早くも陶酔状態になる準備が整った、という感じでした。
入り口でさっそくネオンライトを受け取る。まだ棒状をしていて、「注意事項」のメモも一緒。
「折ると発光するからカテコまで折らずにね。ちょっとした刺激で発光するから要注意。折ると4時間は発光する、万が一発光したら光が外から見えないようよろしく!」と。
気をつけてバッグにしまったつもりでしたが、やっぱり幕間にみたら、棒状でもしっかり発光してました。蛍光薄緑黄緑です。 床に落として発光させちゃってる人もいました。
通路席なので伯爵さまが近づいてきて側を通るとき、ほんとは振り向いて表情をじっくり観たかったけど、体が硬直して出来なかった。その代わり、そばを静かに伯爵さまのマントの雰囲気、存在感。零下10度というかんじ?(笑)全身で味わいましたよ~!!端正な横顔も勿論見えました。
ほーんとでっかくて黒いもの、が静かに出現した、という鳥肌状態の瞬間でした!
サラはずっと愛ちゃん(知念ちゃんは13日が初なのです)。
最後アルフを噛んで歓喜のポーズ、表情をするシーン。こちらがドキドキするくらい吸血族化してました。 フレッシュだけど、どこか魔性を含んだような目つき。
そして、アルフは初日以来、久々の育三郎くん!
浦井アルフが天然へたれキャラだとすると、いっくんアルフは、やんちゃ逆切れ気味な好奇心旺盛な悪たれアルフかな。
でもちょっと頭が素直?単純?・・・というか、今日もね、シャガールに杭を打つシーンなど、肋骨の確認で、教授が言ったことばをそのまんま幼児みたいに繰り返して、教授を呆れさせたり、お惚けキャラでもあり、ほんと観ていて飽きない愉しいアルフくんでした!
勇敢な助手!アルフレート!もかなり自信ありげに宣言。凍った教授はオンブしようとして両手を出しても乗っかってこないのが面白い!そして、やっぱりコロっと転がしてから脚を引っ張っていきました。ここ、案外好きです(^^)。
マグダの胸とか、サラの部屋覗きをするシーンは、なんとなく浦井くんより育アルフのほうが、ほんとに興味津々でやっているように見えます(笑)。
伯爵と息子の棺開けて杭を打つところは、できないっ!!って逆切れに近い泣きべそ。浦井くんのへたれ具合とも違うのが愉しい!
教授を助けにいくところは、ほんと手足の動かし方が可笑しい。
教授に「ぶつよっ!」と言われたことばは、そのまんま、自分を襲おうとしたヘルベルトに向けて応用?してるのがまた愉しい!
浦井君とは違い、泉見アルフともどこか似ていそうで、お惚け具合が違う、ちょっと不思議ちゃん?オリジナルアルフがまた誕生したのが嬉しいです。
初めて出会えた~と歌い出す声も弾んでいて、やっぱりいっくんの声も好きだなあとしみじみ。両アルフとも好き。育三郎さんの回が多いけど。
月が音楽とともに陰って赤く変わる。今日の夜はこれと同じ現象が観られたんですよ~。もう!ほんとに記念すべき観劇日だったな~v(^.^)v。
今日がダンス・オブ・ヴァンパイアを観る日で幸せでした。
伯爵さまも第一声から準備万端のツヤツヤ声ですぐに引き込まれる。
祐一郎さんはどこからどこまで艶やかで素敵すぎで、ノックアウト状態でしたね、今日も。
神は死んだで後ろ向きからこちらに振り向くとき、思い切り勘違いちらり目線を感じてどっきり(きっと気のせい)私の好きなゆったりした声ですっかり魅了されて、うっとり・・去り際は、やはりいったん止まって通路の人?を見つめて手を伸ばすようにしてから、足早に去っていきました。
祐一郎さんがこの青っぽいライトのもと、劇場内を支配しているこの時間が至福なんです!!陶酔してしまうとは、まさにこのこと。
サラのお風呂に侵入するこうもり伯爵。音楽の途中のこうもりの羽音(効果音)がやけに今日は大きく聴こえました。
風呂勧誘のシーンの祐一郎さんは、軽くリシュリュー声入ってますよね(笑)。三銃士やって、ますますエッジ効いた声になったようなこのシーン。ただし、甘い声の曲はちゃんと激甘なのが、声の使い分けが凄いなあと思う。
高橋サラはお風呂への出入りが大胆!?肌色ボディースーツの上ラインだけでなくて、脚の付け根あたりまで見えてました(^^)。
前方席に男性もたくさん並んでいたので、どきどきしたでしょうね!
愛ちゃんにスポンジ取ってきて!と頼まれた育アルフの面白いこと!えへん!と脚伸ばした自慢げポーズのアルフが新鮮で、面白可愛くて、客席かなり受けてました。
サラが入れ替わって伯爵の格好したダンサーたちに翻弄される妄想に浸るところ、やっぱり森山さんが素敵で釘付け。とくに最後にくるくると台風の目みたいに周りながら捌ける森山さんの表情がいい。
シャガールの死体はそんなにヒクヒクしないようになってきた。よかった。肋骨の話のあたり、育アルフが答えず禅教授の質問をそのまんま返したり、とボケて面白すぎなので、禅さんもすっかりリラックスして今日は自然に面白アドリブ反応がGOOD。シャガールの腕を(杭を打つのに)邪魔!といいながらどかしたり・・。
シャガールのあとを付いてお城に向かうところ、下手通路で教授はフリーズして、さ・さむーーい!!と眼をビー玉みたいに真ん丸くしていて可愛かった!
1幕ラストのお城のシーンの伯爵は、もう丸ごと好き。ようこそ~の甘い声、
伯爵ハハハに続き教授が真似し、育アルフもハハハと。伯爵の顔はかなりお怒りだけど何故か笑える(笑)。
浦井アルフはすぐうっとりと魔法にかかってくれるけど、育アルフはなかなか落ちない。案外現実的な子でしたたかかも・・?(笑)。それを落とそうとどんどん眼力強め声も工夫をして歌い上げていくところ、鳥肌でした~!!
それでも、最後手を挙げた育アルフは、うっとりというより、「やるぞ!」といういたずら坊主みたいな表情。それぞれの解釈や役作りがあって、比較できるのがほんと愉しい作品!
ぐいぐいと伯爵さまの魔法にかけられた私たちも、ぐいっと眼を見開いて背を向けていく伯爵さまが消えるとやっと現実に(笑)。ワハハハという鳴り響く自分の声に合わせて?手をくいくいっと動かす伯爵さま、なんだか面白可愛い!
クコール劇場は、ヘル登場!無言で雪をばら撒いていき、クコールを激怒させ「馬鹿息子!」と。しかし、掃除が終わってほっとした瞬間、またヘルが来た!!こんどは雪をばら撒く「ふり」だけして、逃げてゆきました。
2幕の始まり。先祖の肖像画すべて今年は牙が描かれている。なかなか迫力のある広い舞台、堂々と歌う高橋サラはなかなか度胸あるな、と。合唱もすごい迫力でサラを観て歌う皆さんの目つきが案外無表情のなかに凄みがある。
伯爵さま、声が甘くて、もうこっちがとろけそう!なんだか今日はサラやアルフがとっても羨ましくなった、あまりの甘さに一瞬代わりたい!と(笑)。 「永遠の命をやろう~~~~」は、ほんとに永遠に続くんじゃん?というばかりに、今回伸ばしてますね~。
給仕したクコールに怯えて叫んだ育アルフに、今日はクコール「めしあがれ~~」!!と泣きながら叫んでました。
シャガールとマグダの寝る棺を担ぐ前の準備体操、クコちゃん、今日は筋トれメニューにバレエのポーズも入ってましたね(^^)。
今日の墓場の「抑えがたい欲望」も絶品だった!!そして、やっぱり私は森山さんと一緒に創る空気に惹き付けられます。
苦しみに耐えるための希望すらなく、乾ききった胸は植え続ける、の辺りかな?はっきりと森山さんを見つめる、そして祐一郎さんはここでぐっと胸がつまるのか、声が密かにうるって泣くんです、今日もそうでした。胸がいっぱいになりますね。ほんとに。
さあ、諸君!!と張り詰めた声でご登場の伯爵さま!もうここで興奮のスイッチが入り、切れることがありません。もうちょっと喉の力を抜いてもいいかな、と思うほど。
長い脚でリズムを取る伯爵さま!ほんとにノリノリとはこのこと!
嬉しそうなわくわくする表情で、クライマックスも思い切り脚をクロスさせながら(ここちょっと面白い!)大きくサラに近づき・・・
新息子とも、歓喜のポーズをワシャワシャーと交し合うのが愉しい!!
今日は新しい演出、ネオンライトを使ったカテコの初日ということで、ほんとに盛り上がったカテコだったなあ。
こーんなに愉しいと思ったのは初めてかも。
目の前でキャストたちもセットし始めるのが見えて愉しい!
ソワレは、祐一郎さんは育三郎くんのワッカのセッティングを手伝ってあげてました。きゃー、やさしい!となんだか嬉しくなりました(^^)。
そして、最初に書いたけど、この光るワッカを使って照明を消したときの劇場の美しさは、もう感動もの!
これを味わわないでダンス・オブ・ヴァンパイアを終えるのは勿体無さ過ぎる!
祐一郎さんは、紗幕が下りるたびに、手を上にたかーく挙げて、独りですごい勢いでネオンライトをぶんぶん振り回しているのが、透けてみえて、幕が上がると、何事もなかったように知らん顔、のあの(ハンカチとおなじ)パターンで面白すぎ!
もう子供みたいに愉しげな祐一郎さんやみんなを観ているのも幸せだし、一体化して盛り上がってる1階席、2階席が見えるのも壮観!
祐一郎さんたちは、最後上手階段を降りて前の方の人にライトを差し上げてました。きゃーいいな!
最後は4人カテコです。
あ、そういえば、今日もカテコ、森山さんの滑り込みの登場を愛ちゃんや育三郎さん、禅さん、そして祐一郎さんもちっちゃく可愛く真似していましたっけ。もう面白過ぎて、可愛すぎ。
こんなにいい気分で劇場をあとにできる作品って、なかなかないですよね!
ほーんとに大好きすぎて終わってしまうことを考えたくない。
祐友さんたちと歩いてほとぼりをさまし、ちょっとお茶して駅前で皆既月食の様子を観察してそれから帰りました。
途中11時過ぎでしょうか、空、真上を見上げたら、月がちょうど赤い状態で、もうこんな日にこんな月を見られるなんて、!と幸せをまたにんまりと噛み締めました。
美しく感動の一日。愉しく感動をシェアできた一日。
今日の観劇は一生忘れられないと思います!