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2013.03.02
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カテゴリ:Other stages
三月になりました。気が付けばブログ更新も一か月してなかった。やっぱり祐一郎さんの舞台がないと、パワーが湧いてこないのかな~(^_^;
昨日今日はだいぶ寒さは緩み、むしろ急に暖かくなってきて、焦る感じもありました。風が強すぎるのはちょっとまいりますが。


★2/8(金)「アトリエダンカンステージ「教授」を観に渋谷シアターコクーンへ。
椎名桔平さん、前日テレビに黒縁メガネかけて舞台と同じ格好して出ていたっけ。 田中麗奈ちゃん、パッションがあって少し思いつめる感じの若い女性の役。ちょっとこの前の東野圭吾ドラマ「さよならコーチ」で唐沢くんに思い寄せる役に似てた。共演の高橋一生、大人になったね。若い学生からお偉いさん(お役人)になるまでを演じてた。自分に嘘つけない役、自然でじょうずでした。
周りは変わっていくのに、全然変わらず、ひとりたくさんの寄生虫を育て、研究していくのが教授である桔平さん。舞台全体に、研究室らしく、たくさんの透明ガラスの虫飼育器が並ぶ。それを俳優さんが自ら移動して、次のシーンを作っていく。
椎名さんももともと声がいい人だ。そして舞台だからと派手な演技になったりしないところが好感がもてる。クールである。
昭和歌謡がバックにあり、伴奏+歌は中村中(あたる)がステージ奥でピアノで歌い、それがナレーション代わりになってもいる。ノスタルジックな空気もあり、上条恒彦で旅立ちの歌(もちうた)を歌ったが、平成世代には、なんのことやら?かもね(笑)

あ、岡田浩輝くんも出てますが、ほんのちょい役で、もったいない。

あと、毎回ゲストを呼んで中村中さんの電子ピアノ伴奏で、ゲストがトーク&ソングを披露(昭和の曲1つ)するのですが、この日はラッキーなことに、育三郎くんがゲストでした。ザ・フォーク・クルセイダーズの「悲しくてやりきれない」を歌った。キラキラッとしてました。声はハスキーで太い感じの声になってました。気のせいかな?中さんは知らないと女性に見えます(笑)白いドレスが普通に似合うし。しかし、いくざぶろう、と濁って発音して、育くんに訂正されてました(笑)


★2/10(土)祐友さんは私と同じヒラミキさんのファンでもあるので、幹友でもある(笑)前方が取れたテイキングサイドのために上京してきてくれた。場所は天王洲アイルの銀河劇場。ヒラミキはヒトラーが愛したという実在のオケ指揮者の役だが、1幕あまりにも登場が遅いので、すこしやきもきした。2幕はたくさん出てきたし、独特の声、存在感多し!!80歳とは思えない若々しさと、歯切れのよさ、声のよさ。1目置かずにいられない独特のオーラ。 筧さん、前半ものすごいセリフ量!

★2/11(日)アッキーのファンの友人に誘ってもらった「ロックオペラモーツァルト」(シアターオーブ) アッキーヴォルフ&山本耕史サリエリの組み合わせ。サリエリ役は1幕の歌はすごく少ないが、2幕に大きな活躍シーンがある。でも、わたしは山本くんの歌声はやっぱり好みじゃないかな。
マリウスも岡田くんが好きだったので、山本マリウスは観てない。山本くんはサリエリの衣装は超ゴージャスで、それはすらっとした美男子の彼はよく着こなせていた。でもやっぱり声が好きかどうか、ってすごく大事だね。

アッキーのヴォルフはファンキーでよかったけど、やっぱり東宝のモーツァルト!を死ぬほどリピートした身としては、どうしても所々で比較してしまい、物足りなさがある。母が死んだとき、父が死んだとき、東宝版のはドラマチックな絶叫ソングがあるもんね。あそこで大泣きするのが、ある意味カタルシスなのだ。そういうのがちょっと足りない。分身アマデとともに悲しく果てる最期・・あれも東宝版ならではのだいご味だった。なんだかロックな感じで、明るく最後は天国へ、という感じで、あっけない感じ。アッキーの髪型はウェーブ入ってて似合ってた!

コロレド大司教も出てきたけど、濃いコングさんで、イメージや役割が違う。コロちゃんも東宝版の祐一郎さんのほうがもちろんいい(笑)。
失礼ながら、やはり山口さんの美貌って日本人のあの年齢としては、類まれであることを今更ながら悟る。
レオポルト(ヴォルフの父)は高橋ジョージさんだったが、コミカル過ぎるのと歌も上手くは聞こえなくてもうリピートはしなくていいや、と思った。ナンネールこれも東宝版のほうが演出がいい。しかし、以外にもまったく期待していなかったコンスタンツェ役の秋元才加ちゃんが、とっても私的にはよかった。歌声もきれいだし、節回しも好みだった。感情を歌やセリフに載せるセンスがいい。顔がまだこわばっている、というか、ちょっときつめなのだけど、背もすらっとしてて華があるし、すごくお芝居のセンス、将来性を感じました。これから活躍するかも、と思った。
あと、4姉妹の母役(ウェーバー夫人)にキムラ緑子さんがでていて、これがなかなかの演技上手で、阿知波さんとおなじくらい、いやそれ以上?気に入った。
ウェーバー家の長女のアロイジアはAKANE LIVさんで、上手だった。顔の小ささが尋常でなかった(笑)

あと、菊池美香さんがナンネールだったけど、印象が薄くて残念。
鶴見辰吾さんも酒場の主人ででてたけど、テレビと違ってよく見ないと誰かわからない感じでした。

★2/13(水)最近レディースデイの水曜日は映画を観ることが多い。やっぱりお得感あるからね。MOVIXで「ライフ・オブ・パイ」を観る。いままでに見たことのない不思議な映画で、すごいインパクトのいい映画だった。インドのほうの男の子が主人公で、乗っていた船が沈没してしまって、家族を失い、たったひとり猛獣(虎)とボートにとりのこされることになるんだけど・・・なんかありえないよねって思ったけど、引き込まれるのが不思議。うーん・・・どうやってこのシーンを撮ったの??どこまでが実写?どこからCG?
と信じられないリアルだったり、超ファンタジックな映像の連続にあんぐり・・恐怖、そして絶望、それらとどう対峙していくか、生かされている我々人間は奇跡なのかも、と気づく。これは1度は観ておいて損はないと思いました。


★2/14(木)最初は行かなくてもいいかな、と思っていたけど、松山ケンイチのインタビュー記事などを読むうちに、やっぱり観ておこう、と思って譲ってもらった値引きチケットで観た「遠い夏のゴッホ」。場所は赤坂ACTシアター。通路の後ろの席はサイドでも超見やすかった。これで大幅割引だったので、申し訳ないくらい。
さて、この舞台は思わぬ大ヒットだった。登場人物(虫)たちが多彩で面白く、それ以上にいい舞台だった!
登場人物は全員なにかの「虫」である、というこれまた、不思議な作品なんだけど、心情のやりとりがしっかりとかみ合っていて、すっごくあったかみとペーソスがあり、ファンタジックで、メッセージ性もあり、そして身体表現が要求されるシーンの多い、動きのある飽きない作品。
歌を歌うのは、安蘭さんだけで、禅さんなどは歌わないのは、ちょっともったいないけど、禅さんもクワガタ役をクールに演じてた。このクワガタは夏を越したことのあるベテランさんだから、セミである松山ケンイチたちからみると、ちょっと大人な役(笑)。禅さんは髪がカールしていて、クラシックの指揮者みたいな黒で決めてて、ちょっと「(千の風の)秋川さん」みたいだった(^_^;)。でも、よく見ると衣装の襟がクワガタのギザギザ形にデザインされてて、可笑しすぎ!

松山ケンイチは、最近はなんだか野太い黒い?感じになっちゃった感(大河による?)があったけど、舞台でみたら、全然違った。すごく透明感がある、白いなめらかな肌に、澄んだ目。そんなみ目力を利かせるタイプではないし、セミであると同時に、アリさんの一味?になったりもする(ひとりが何役もやる)から、どっちかというと集団に溶け込むタイプなんだけど、やっぱり独特のオーラがある。全然野太くもなく(あれは清盛演技だったのね)、すらーっと細い。
一生懸命生きる姿がとっても感動的だ(セミ、としてね)

この作品は言葉では説明できない、すごいユニークな部分がたくさんある。
だいたい地上にでるまであと一年ある、と余裕かましてたら、実は1つ年齢を間違えてカウントしてて、もう脱皮=>地上に出るんじゃん!と気づく、という、言葉で書くとあほらしいようなストーリー展開なんだけど、ほかの虫たちや女性たち(みんな虫よ)との心情のやりとりがとってもよくて、切なくて、ほろっとくる。
そういえば、4人が合体フォーメーションで、とかげを表現するんだけど、この4人が東宝ミュージカルでおなじみの人たち(山名さん、照井さん、遠山兄弟)であることに気付いたのは、幕間でした(いい作品なので、パンフ買いました。1500円だし)照井さんは歌もうまい人で好きなのですが、この作品では、思い切りダンサーみたいな役だった。これもなかなか良かったんです。声もちょこっとは出すけどね。
虫たちが食事するときに「もぐもぐ」とか言うのが妙にかわいいし、ほんとによくできてるいい作品だなあ、四季でロングランとかにふさわしいのでは?と思ってしまいました。
共演者はほかに吉沢悠、筒井道隆、美波など。筒井さんはあすなろ白書は観たけど、その後観てなかったため、イメージが変わってて最初誰かわからんかった。
美波さんは声がすごく綺麗でしかも通る。驚きだった。

★2月20日・・・日生劇場に2月大歌舞伎を観に行った。
口上は、父上の幸四郎さん。息子(染五郎さん)の怪我、降板について、父としての率直な気持ちも交え、ご挨拶が述べられた。聴いていてじーんときました。ほんとに復帰できてよかったな、と心から嬉しく思いました。
父上幸四郎さんは、町人の役で、殿様の元にだした(というか、妾として奉公にだした)妹が無残にも誤解された結果、その殿からお手打ちの刑にあい、打ちひしがれるが、禁じられていた酒をついつい飲むことになり、そのうち酒が進み過ぎて気が大きくなって、殿様の館を勢いで訪れ・・・という世話物の役なので、あまりオーラを感じられるストーリーではなかったけれど、その殿様役が染五郎で、これはすごくオーラが感じられて、ああ、息子に華を持たせたかったのかな、とほほえましくても思えました。最初にお手打ちにあう妾役を演じたのが、福助だったのですが、命果てたあとは、別役(幸四郎演じる魚屋宗五郎の妻)としてもちゃんと復活していて、ほんとにひとりでいろいろな違った役を演じられるのだな、と感心して観てました。
GC(グランドサークル)で観ていたのですが、見晴しがとてもよく、役者さんが花道を出入りする様子もよく観察でき、割引だったので、すごくお得に感じました。

セリフや動きはすごくゆったりしていて、いまの日本とは時間の過ぎる軸が違っている感もありましたが、これはこれで、古き良き日本、というものを感じられた気もして、とても貴重な感激でした。

途中、2回も休憩があり、幕の内弁当など、幕間に食事もゆったりできるように配されてます。わたしも助六弁当を食べました。こういうのもいいですね。

終演後ロビーでは、染五郎さんの母上も和服でご挨拶に立たれていましたが、遠目からでも目立つような美しさ、たおやかさが際立っていました。

★2月26日・・・祐友さんたちと梅を観に湯島天神を訪れました。
まだ満開ではないですが、そこそこ咲いてました。
ほんとはいろいろと他にも訪れる計画ではありましたが、祐一郎さんの話題が出たら、そのままお話会のようになってしまい、観光?は適当になってしまったかんじでした(笑)

3月に入り急に暖かくなってきたら、喜びもありますが、なんとなく逆に祐一郎さんの舞台は春になってもないんだよね・・・という気持ちになり、寂しいようなすごく複雑な気分になっています。

「極北ラプソディ」はどんな感じなのでしょう。
外科医役の祐一郎さん、楽しみにしています。






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Last updated  2013.03.02 22:45:55
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