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カテゴリ:こすけの実態やいかに!
「今日は帰れないや。ごめんね。」
夕べ遅く、こすけから電話がはいった。 「朝帰るから、ふとん敷いといてね。」 「はぁい。」 ゆ~っくりお風呂にはいって、布団の中でのんびり読書・・・ いつもなら、こすけが照明や暖房を消してくれるのになぁ。 仕方ない自分で消した。(当たり前だ。) そして夜が明けて・・・ 遠くから聞こえるシャワーの音で、ぜにこは目を覚ました。 「あ、帰ってきたんだ。」 そぉーっとふすまを開けて、こすけが部屋に入ってきた。 「こすクン、おかえり。お疲れ様。」 決してねぎらいの言葉を忘れないぜにこ、なんて良妻なんだ。 (ねぎらいの言葉は布団の中からだったが。) 9時起床。(我が家の朝は遅い。) こすけはまだ爆睡。 「フハァ~。」 起き出したぜにこが見たものは、リビングのテーブルの上のチョコレートの山。 「わぁ、今年も凄いねぇ。」 今時のバレンタイン、愛の告白の意味合いはまずないだろう。 特に妻帯者がゲットするチョコレートは、日頃の行いのバロメーターだと、ぜにこは思っている。 自分の夫が、会社で嫌われ者だったり鼻つまみ者だったりしたら、悲しいもんねぇ。 こすけが起きてくる。 「今年も凄いねぇ。」 「まあね。ナッツ系はぜにちゃんにあげるよ。」 「サンキュ!」 こすけはナッツが苦手なの。 ナッツにチョコレート、カロリーを考えるとくらくらしてしまう。 でも食べちゃったけど。 鼻血が出そうだ。 鼻血?鼻血かぁ・・・いいかも。(何が?) 「鼻血出ちゃった~!」 今夜は鼻の下にケッチャップでも付けて、こすけを出迎えようかな。(笑) いい、いい、やってみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月15日 21時39分06秒
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