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カテゴリ:日記:アメリカ
やってしまいました。 学校で試験を終え、5時まで友達と話したり 図書館で勉強したり久しぶりののんびりを 楽しみました。 そして、友達と夕食の約束の場所へ。 行く途中に。。。 雨上がりだったけれど 道はいつも通り。 だけど、ものすごく混んでいました。 で赤信号で止まっていたら、信号が青に。 私は前から4台目。 音楽ガンガン。 歌を歌って気分は 周りの車が動き出した。 そしたら、私も動くんだけど、 前の車をしっかりと見ていませんでした!! あっ!!!! と言った瞬間にはもう遅かったです。 ボンネット、 『く』の字に曲がりました。 あんなにやわらかいのか!! っていうくらいにクニャっと、 スポンジのように一瞬にして 曲がっていくボンネットを スローモーションで見たような感じでした。 前の車、トヨタ。とりあえず、神様ありがとう。 ジャガーやポルシェじゃなかった!! トヨタです。凹み具合も驚くほど少ない。 女性が降りてきました。 50代後半の白人女性。 アメリカに来た時、誰かに言われたこと。 『事故ったとき、誰にもごめんと あやまってはいけない。』 「ごめんなさい!」とあやまりそうになった私。 グッとこらえた。 こういうとき、どうするのだ? 無表情?それとも、困った顔? とりあえず、彼女は誰かに電話してる。 私も、911に電話してみた。 道の端へ移動するよう指示され、 二台とも移動する。 彼女のトヨタの隣に車を止めた。 女性が出てきた。 私も、いよいよ出なければいけない。 ウソをつくべきなの? どうすればいいの? とりあえず、主に委ねることにした。 ストレートに、正直に、 そのままの自分でいこう。そう決めた。 私の不注意だから、責任は、私が取る。 すると、自然と顔が笑顔になった。 普通の笑顔というよりは、 工藤静香系?分かりますか?? 彼女に一歩一歩近づくにつれて、 いろんなことが一瞬にして頭をよぎった。 『最悪は、刑務所行き。 あ~~~!! 私は今日の今日まで パウロが刑務所で書いた手紙を勉強していた ここで、私も進路変更か!! 神様は2~3日私を刑務所に入れて まさにパウロの刑務所での生活を ここで私にも実際に体験させ、 刑務所で賛美歌を歌い、 牢屋越しに私は福音を叫び伝えるのか ってことは、 PRISON MINISTRYに進路変更 これが私のダマスカスへの道なのか』 すると、女性が笑顔で話しかけてきた。 とっても、優しい。 嫌な顔一つせず、一つも文句を言わず、 ニコニコして、私に優しく声をかけた。 『私は大丈夫です。あなたは大丈夫ですか?』 ここから、二人の会話が始まった。 私の神学校をご存知だった。 そして、「牧師になられるの? 日本に帰るの?」といろいろと聞かれた。 私はどこででも宣教師だと答えた。 すごく彼女が微笑んだ。 目で分かる。 間違いなく彼女は主を知ってる。 すると、消防車と救急車が来た。 なんだか大事になってしまった(><) でも二人とも無事だったので、 帰っていただいた。 すると、ポリスマンが来た。 「え?ウィル? ウィル・スミスさんですよね??」 って聞きそうになったくらい ウィル・スミスそっくりな スラっと背の高い黒人の警察官が颯爽と登場 緊張した。 彼は女性と話を済ませ、女性を先に帰らせた。 すると、女性は帰る前にコソコソと、 警察官に話しているのが聞こえた。 「彼女、大丈夫ですよね? 刑務所に行くことはないですよね? 雨は降ってなかったけど、 道はすごくすべりやすかったのよ。 すごく、すべりやすかったの。」 と、私を一生懸命 影で守ろうとしてくださいました。 自分がぶつけられ、 仕事も休む羽目になり、 待たされ、 自分の車を修理に出す羽目になったのに、 私に優しくし、私を大丈夫よと励まし、 警察にまでこそっと私を守るため 言葉をかけてくださったバーバラさん。 普通だったら怒鳴ったり、 怒ったり、いらいらしてもいいのに、 彼女は最後まで、優しかった そして、バーバラさんは先に帰されました。 そのあと、やはり 『普通だったら、刑務所行きだよ。 いつも、私はこのケースは 加害者を刑務所に連れて行く。』 とウィル警察官。 やっぱりそうか。覚悟はしていた。 責任は、取らねば。 すると、ウィル・スミスが言った。 『だけどね、今回はいい。 Careless Driveにしてあるから。』 訳が分からなかったけれど、 とりあえず、 刑務所に行くことを免除してくださった。 感謝とお礼を述べて車に乗り込んだ。 すると、ウィルさん、 突然車から降りて叫んできた。 『君の苗字はどうやって発音するんだ!?』 まだあるのか!! そう思ってあわててウィル警官の元に飛び、 発音を伝える。 ここからです。 恐かった警察官が急変。 ものすごく、優しくなりました。 実は日本が大好きで、日本に行きたいと。 そして、Norikoはアメリカに住みたいか、 卒業したら、遊びに来るか、 永住は興味があるかなど、 パーソナルな質問攻め。 「日本はいいよ!!」と大宣伝し、 15分の楽しい会話終了。 そして、ありがとうと言ってさよならしました。 家に帰って、罰金の紙を見せたら パパ・ママが驚いていました。 私の罰金は本来の半額以下、 2段階も下げて一番軽い刑にしてくれていると。 本来ならやはり、刑務所に連れて行かれ、 誰かが迎えに行くこと。 そして、裁判所に行き、免許を渡すかどうか 裁判官が決めるということ。 そういうことが、すべて免除されていると。。。 もっとお礼を言っておけばよかった。 そこまで良くしてくださったとは 知らなかった。 だから、もう一人の人が帰るまで厳しくし、 先に帰らせ、私と二人になってから 優しくしてくださったんだなって。 事故はもちろん大変反省しました。 でも、このことの上にも 主の豊かな守りと祝福があふれていました。 彼女も、この警察官も、 主が送ってくださったんだなぁって。 『く』の字に曲がった車を運転しながら 帰り道、主に感謝しました。 守られているなぁ。 何より、相手を傷付けなかったこと、 自分もけが一つなかったこと、 感謝です。これから、さらに運転気をつけますm(_ _)m みなさまも、安全運転できますように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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