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カテゴリ:お仕事
春からの復職後、現在まで精神科の外来に勤務中。
ちょうど復職前頃からスピリチュアルな事に興味を持つようになった事を考えると これも偶然ではないような・・・ でも、全くはじめての分野で最初はちょっと戸惑いも。 内科の外来なんかでは考えられないような ちょっとおかしな?電話での対応とか、 とにかくいろんな患者様への臨機応変な対応が必要です。 全然マニュアルどおりには行かないし 時々は怖い体験やドキッとするような出来事も 当然、病気に至るまでの背景には 複雑な家族関係とか、いろんな出来事があるわけだけど 最近、特に10代の子供の受診が多く思う事があります。 子供への親の影響って大きい! 全て、というわけではないけれど 親の目が子供に向いていなかったり 親自身に何か問題があったりする事がとても多いように思います。 ずいぶん前に外来で泣きながら15歳位の女の子が発した言葉 「あんたは子供を産んだだけで子育ての大変さなんか何にもわかってないじゃないか! あんたは産んだだけじゃん! 母親づらすんなよ!」 なんだか聞いている私の心も痛かった どうしてこんな風になっちゃうんだろう・・・ 子供は親を選んで産まれてくる、って言うけど この子はなんでこの親の元に産まれて来たのかな・・・ かと思うと 20代にもなって子供1人で診察に行く、と本人は言ったけど ちゃんと自分の事が医師に伝えられるのか心配で わざわざ電話をかけたり様子を聞きにくる親も。 心配な気持ちはよくわかるけど もう子供もどうみても立派な大人。 そりゃあ、本人も「うざい!」って言うだろうな・・・ 自分は何年か後、子供とどんな会話をしてるんだろう。 いろんなことを感じ、考えながら それでも体はバタバタと忙しく働いてます。 勤務中は全く座る事もできないし 忙しい時はほんとに目が回る勢いでノンストップ、という感じ。 毎日足がパンパンで結構つらいけど 精神科、なかなか奥が深いです。 まだまだ勉強不足でわからない事だらけだけど 仕事としてだけでなく 人としてもとっても勉強になってると思います。 親としても考える事、とっても多いです・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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