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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2010.08.24
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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:游歌

♪ さ夜更けて赤くただれしその星ゆ逃げておいでと月の呼ぶ声
 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 夜中になっても熱の冷めないこの星から脱出したいと思う。熱帯地方並みの蒸し暑い夜が続き、何もかもがぐったりして生気を失っている。

 蝉も何時もより静かだし、他の虫も少ない。蚊だって例年の半分ぐらいの印象だ。
 犬は小屋の中で死んだように身動きせず、生まれたメダカの稚魚も全滅した。


 扇風機も使わず、有るのにクーラーも使わずに熱中症で亡くなる高齢者が多々あって問題になっています。風は身体に悪い、クーラーは体に毒だという固定観念が、それらを使う事を躊躇させているという。
 昔なら十分耐えられる暑さだったのが、ここ10年ほどの異常な高温に今までの常識が通用しなくなっている。

 過去にも暑い年はあったがのに、今年の熱中症の発症数は異常に多い。湿度が高く、高温状態が長く続く事が原因と考えられる。

 その影響は野菜や果物に影響を及ぼして、大変なことになっているようです。
魚(さんま)も水温が高いために漁獲量が極端に少なく、高級魚並みの値段になっています。


 老人はクーラーが無いと絶対に生き延びられない国になりつつあるようだ。
 気温・体温の変化に鈍感で、対応能力も無くなっているのに本人にその自覚が無いのだから回りのサポートが必要だ。

 それが独り暮らしとなると、誰にも知られないままに最悪の結果を迎える事となる。
 部屋を閉め切って、下着を重ね着して亡くなった老人は、「もしかして、”未必の故意による自死”だったのかも知れない」などと不謹慎な事を思えるたりするのが悲しい。

 ”行政が、暗黙のうちにその手助けをしている”という、映画を見ているような幻想が、脳裏をかすめる。


「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選





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最終更新日  2020.02.02 17:35:16
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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