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2017.11.30

●　ヘルプマーク　悪用は許せないが

テーマ：日記を短歌で綴ろう(3520)

カテゴリ：みそひともじ

♪　「簡単で自然な事だ」脳内にオキシトシンの声が聞こえる

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「ヘルプマーク」を知っていますか？

「ヘルプマーク」とは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるようにと考えられたもの。
　東京都福祉保健局が2012年に作成した。　
　鉄道に限っているわけではなく、「優先席に座っていたら、非難されて肩身の狭い思いをした」という投書を新聞で読んだことがあり、優先席の利用がしやすくなればいいと思い制作を考えたんだとか。

表裏があり、触ると十字とハートのマークが少し出っ張っているのが表で、平らな方が裏。

　2013年、作成当時の知事は石原慎太郎氏で、「これを都民・国民に広く周知させて、電車の車内の優先席にも標示いたしますし、援助が必要な方がマークをわかりやすい位置に身につけることで、周囲の理解も得られやすくなると思います。先ずは、来月末から都営大江戸線で取組みを開始し、都営交通を核にして他の交通機関にも拡げてまいります。」と都議会で述べている。
　大江戸線は他の会社線と車両の相互乗り入れをしていないため、都営線のみで取り組むことができるので、モデル的に実施するには一番適しているとのこと理由で始まった。

　都営地下鉄・大江戸線で配布されているほか、全国にも広がりを見せている。

　あるイラストレーターが地下鉄に乗っていて、目の前に立っている人がそのマークを付けていたのに、その意味が分からず放置していた。酷い汗をかいていたその人が、突然倒れてしまった。
　何処かに不具合を抱えている人だったことを、そこで初めて知った。
　それでその事を漫画にしてＳＮＳにアップしたら、かなりの反響になったらしい。

全国ヘルプマーク普及ネットワーク

　日本では人助けに対して周りの目を気にするせいか、あまり浸透していかない風潮がある。自分の意志をストレートに出すことに抵抗があるのは、暗黙の重圧のせいだ。
　自分が出来ない事へのやっかみと妬み。出る杭を打つことで均そうとする、潔癖症的歪曲した正義感。

　下らんたわごとを言ってイチャモン付けて来るような奴に対して、周りが協力し合える様にならないと折角の親切心が活かされない。

　他にもこんなに色々あるが、こういうものを必要とすること自体がちょっと情けない。簡単な事のはずなのに・・。

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最終更新日 2017.11.30 23:07:29
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◆２００６年５月８日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、２００９年２月中旬より再スタートしました。
◆２０１１年１月２日からは、楽歌「ＴＮＫ３１」と改題しました。
◆２０１４年１０月２３日から「一日一首」と改題しました。
◆２０１６年５月８日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆２０１７年10月10日より　つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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