♪ 極近の避暑地にゆきてやり過ごすアブノーブルの愉なる水風呂
「アブ」はab-「離れている」という意味の接頭語。アブノーマルをもじって、アブノーブル。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 猛暑はいよいよつけ上がって、岐阜県揖斐川町ではとうとう39.3℃までいった。多治見、岐阜でも39℃を記録。35℃と聞いても驚かなくなった。異常事態もいいところ。
今後太平洋高気圧は西日本中心に強まり、西日本と東日本では、7月下旬にかけて気温のかなり高い状態が長く続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続く所もある見込みとか。
本州中央部は平年より5-6度高いところが多いが、北海道の北西部は逆に4-5度低いという極端な状態となっている。
このトンデモナイ暑さの原因は、二つの高気圧が日本を覆っていることにある。
右回りの下降気流に圧縮された高温高圧の空気が、二枚重ねの厚布団が覆いかぶさる様な状態になっている。どてらを着て炬燵にあたるという、あの真夏の我慢比べのような状態とでも言おうか。
17日13時の予想気圧配置と気温分布
クジラの尾のような形に張り出して、本州をすっぽり覆っている高気圧。
暑いなら気休めにもっと暑いところを想像してみるのもいいかも。西へ目を転じれば、チベットの周囲の砂漠地帯なんか、推して知るべしだ。何せ雨が降らない地帯がある。そこに住んでいる民族もあるわけで・・・。
アメリカ西海岸も、何時もの事ながら酷いことになってるねえ。山火事なんてもう毎年のこと。それに比べたら日本なんて優しいもんだって。
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少しは涼しくなった?
余計に暑くなったって?
しょうがないねえ、風呂に水張って一日中浸かってれば。好きな本でも読んでれば、暑さの事なんかすっかり忘れてしまうって。
やや静かだったクマゼミもどうやらエンジン全開となって、アクセルをふかしまくっている。これじゃ耳栓も要るなあ。
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