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2024.04.12
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カテゴリ:創作の楽しみ

♪ 盆栽はわが死とともに捨てられる小さなモミジの愛しき若芽


 実生から育てているモミジの盆栽。昨年、寄せ植えしたものがあまり枝ぶりが良くないので、今回はもう少しましなものにしてみたい。


4月2日に撮ったもの。

 3月15日に寄せ植えしたもの。鉢の大きさとのバランスが悪いので、石を添えて空間を埋めそれらしい景色作りをするために拾って来てある。それが大きすぎるので、トンカチで叩き割って小さくしてやった。

 

 すぐそばの緑地帯に2種類の苔が生えているのを発見。石の間に敷き詰めるために採取してきた。何という苔か知らないが、2種類を、中心付近と外側に分けて植え付けてやった。

 
拡大します。

 今夏は、過去にないような暑い夏になりそうとの予報。今週末などはや5月末の気温になるらしい。真夏には下手をすると、苔どころかモミジ本体も枯らすようなことにもなりかねない。置き場所を考えないと・・。

ずいぶん見栄えが良くなった。





 下は昨年植え替えたもの。ロクに世話をしていないので枝ぶりが悪く、あまり良い盆栽にはなっていない。ノウハウもない素人の興味本位のてなぐさみだからしょうがない。苔も貼り付けてみたが、冬場は枯れてしまうのでこの時期はいかにも締まりがない。

 
4月2日の撮ったもの。

 どんな風に仕立てるかちゃんと構想を持って、手順を考え、タイミングよくそれをこなしていってようやくあの立派な盆栽となって行くわけだ。余程入れ込んで愛情を注ぎこむ気持ちがなけれまともなものは作れないだろう。




 年間作業がいろいろあって、とうていこんな風にはやってられない。こんな風にするためには、新芽が伸びる前に芽摘みをしてやらないとダメらしい。数日の間の勝負だから大変だ。

 

 枝を整理するのは今からでは遅い。冬場の休眠期に大胆にカットしてやればそこそこ行けるのかもしれないが、よく分からない。トライ&エラーで経験を積まないと無理なのだろう。
 あと10年生きるとして、管理し続ければそこそこのものになるかも知れない。しかし、そう気長に続けるほどの根性がまだない。

 10年丹精込めたとしても、大概は祖父さんが死んしまえば盆栽はただのゴミになる。跡を継いで育ててなんてくれないでしょう。他人にあげるならまだしも、捨てられてしまうのがオチだろう。しかし、次男が多少は興味があるようなのでわずかな可能性が無いこともない。

*追記
 過去(2019年4月21日)にも盆栽について書いていたようです。ちょっと長いですけど・・。






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最終更新日  2024.04.14 06:45:22
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