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カテゴリ:はらっぱ
はらっぱをはじめた頃は、純粋に自分のための場づくりだった・・・
ボランティアグループとして活動しはじめた頃は、場所を借りれたり、印刷ができることがとてもありがたくて、それだけで十分だった・・・ 子育て中の母親の声が行政に伝わっていないから、伝えたら状況は変わるだろうと思って、社会教育委員になった時は、伝えれば変わるものだと思っていた・・・ そして、伝えてもそうそう変わらないことに嘆き、怒り、あがき、あきらめたくなっていたときに、4つ葉にであった・・・ 伝えたからといって、誰かが何とかしてくれるなんて、世の中そんなに甘くない(っていうか、そのくらいで世の中が簡単に動いたら、とんでもない世の中になるよね)・・・ 相手を納得させるためには、何が問題なのか、他の地域ではどんな取り組みがされているのか、国全体での施策はどうなっているのか、自分の町で実現させるためにはどんなアイデアがあるのか・・・自分自身できちんと勉強し、考えないといけないということ・・・ そして、相手に伝わる言葉で話さないといけない、相手に伝わるやり方でやらないといけないということ・・・ そんなことがわからないまま、自分の町にないことをまるで人事のように不満たらたらいうだけだったころは、「ボランティアだからそこまでできないよね~」って軽く言えた。 自分たちの力で変えることはできないだろうって思っていたから、「何とかしてほしいよね~」って軽く言えた。 でも・・・私は気づいてしまった。 「何とかしてほしいよね~」って言っている間は何も誰もしてくれないのだということを。 そして、誰かに何とかしてもらえるほど、私自身に人を説得できるだけの知識も話術も力も、まだまだついていないということを。 仕事なのに、できることがまだまだあるのに、やっていない(ようにみえる)人が給料をもらっているのをみると、悔しく、もどかしく、むなしい思いにかられて、全部投げ出してしまいたくなる。でも、何もないところから仕事としての収入をかちとれるほど、まだ私は何もしていない。 仕事だの収入だのいわなければ、ボランティアでいいなら、実現できることがある。 力をつけて、仕事としてできるようになってから・・・なんて思ってたら、いつになってもできない。 しかし、ボランティアですることで、自分たちの活動を安売りしてしまう危険性もある。 いろいろな思いが頭の中でぐるぐるまわっている・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.29 23:33:22
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