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晴れ時々明日香 in Canada

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2015.11.15
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カテゴリ:おもうまま・日常
昨日、アルバイト先でも話題になった
パリの連続テロ?事件。

戦争とは無縁の日常生活を送る先進国の町中で、
ある日突然、銃撃されるというショッキングな事件。

そして、私のバイト先のフランス系の同僚が、
「私の友達がパリで銃で撃たれて、亡くなった。」

と言ったので、まわりはびっくり!

みんな一気にこの事件が身近なところで
起こりうることだと、実感しました。

フェイスブックでもプロフィール写真をパリの惨事に追悼と
平和を祈る意味で、3色の加工にする人が増えています。

ただ、こうしたテロ?と呼ばれる事件が
起こるたびに、私は違和感を感じます。

一つには、今回もイスラム国のテロということですが、
「イスラム国って何さ?」ってこと。

「アメリカとイスラエルがイスラム国を育成して、
中東に不安定をもたらすために裏で操っている」という見方もあり、
その方が、現実を理解しやすいこともいっぱいあります。

9.11のときもなんだか、不思議と曖昧なことがいっぱいで、
真相が誤魔化されている感が多くありませんでしたか?

さらに9,11でショックを受けた国民感情をバックに
「テロとの戦い」とか言って、積極的な軍事行動が、
支持されましたよね。

イスラム系に対する疑心が広まり、
なんの関係もないイスラム系の友人もアメリカで冷遇されました。

中東に関しては、石油の利権があるから、大義名分を作って
戦争して、いつの間にか、アメリカはイラクで利権を奪ったし、
戦争は、どんどん武器という高額商品を購入・消費してくれるから、
軍需産業国とっては、とっても美味しいビジネスチャンス。

フランスも武器輸出国ナンバー5に入る軍需産業国です。

そうあって欲しくないけど、テロは無関係な自国の市民を犠牲にしても
軍需産業国にとっては、世論も追い風となり、好都合とも言えるのです。

さらにこうした先進国で起こるテロで、広がる悲しみの感情にも
すっきりしないものを感じます。

フェイスブックで、プロフィール写真をフランスの国旗を
かぶせた3色にする人の気持ちに水を差すわけではありませんが、
シリアでは、2011年の紛争勃発以来、20万人以上が死亡し、
400万人を超える人が国外に逃れて難民となっているそうです。

シリアでは、毎月、何千人もの市民が、
アメリカやフランスの空爆などでも亡くなっています。

パリで起きた事件はすごく悲しいことで、
平和な先進国に暮らすものとして共感しやすい反面、
毎日がパリのテロ以上の市民の犠牲者を出している、
しかもそれは、アメリカやフランスの空爆によるものかもしれないシリアには、
なかなか感情移入できないし、無関心になってしまいます。

それは、なぜなんだろう?と考えてしまいます。
ファイスブックだって、パリ以上の悲惨な状況で市民が犠牲になっている国の
国旗カラーを使って、追悼や平和のキャンペーンなんてしないのです。

安倍総理がアメリカとの軍事協力に積極的に参加するということは、
こうしたテロ集団と呼ばれる組織に日本でのテロ事件を
起こす口実を与えてしまいます。

日本の場合、本気で日本を潰す気持ちでテロをするなら、
各地にある原発を狙えば、壊滅的な打撃を与えることができるでしょうし、
東京オリンピックは、世界にアピールできる恰好の場でしょう。

9.11のときは、結局、アメリカの中東での軍事行動が
国民感情によって後押しされる形で、大義名分でき、
国民の恐怖心を利用して、危機管理と称した、
盗聴を含む国民監視システムの強化も可能になりました。

「アルカイダ」や「イスラム国」によるテロと呼ばれる事件は、
イスラム社会への不信感や嫌悪感を生み出します。

国民の悲しみを憎しみに変えて、
さらなる中東諸国への軍事行動支持を増大させ、
「国民監視システムや国防機密の拡大も止む無し」と、
国民を誘導することが、実はテロの本当の目的なんじゃないか?
と勘ぐってしまいます。

みんなが大好きなパリでも、戦場にいなくても、普通に暮らす市民が、
突然、戦場にいるかのように巻き込まれてしまうテロ。
中東やアフリカ諸国でも戦争は現在進行形。

この悲しみの感情を一体どこへぶつけたらいいのか、
と私は考えてしまうのです。

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Last updated  2015.11.17 02:08:18
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