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カテゴリ:おもうまま・日常
最近の日本は急激に右向き上がり、と思いませんか?
それは、経済ではなく、政治。 先日、日本の知人と話していて、 「なんで自民党が先の参院選で圧勝したのかな?」 と聞いたところ 「アベノミクスが結果でてるし、やっぱり経済イコール、 生活だから、不安定なときは自民党に期待するんじゃない。 私の勤める会社も株価最高値何十年ぶりに更新したし。」 「えっ、じゃぁ、お給料も何十年ぶりに最高額更新したの?」 と聞いたところ、むしろかつてよりも低い水準のまま。 しかも税金は上がっている。 じゃぁ、アベノミクスって何なんでしょう? 一方、政治も社会もますます右向き上がりに。 安部総理をはじめ4分の3の閣僚が所属し、 東京都知事になった小池百合子氏もメンバーである「日本会議」。 「日本会議」はイギリスやフランスでは、極右団体と報じられる団体。 今回、野党連合として共闘を決意した民進党ですが、 この民進党にも実は、前原誠司氏や細野豪志氏と言った 日本会議メンバーがいるわけで、彼らの望む日本の姿は 安部総理といっしょ。なぜ、民進党にいるのか謎なくらいです。 岡田代表が野党共闘で国民の立場に立とうとしても 民進党メンバーの中には、本心では打倒安倍政権を望んで いなかった人もいたはず。 これでは、野党共闘の本来の力を十分発揮できません。 ちなみに 「日本会議」6大スローガンは、 1.憲法改正 2.教育基本法改正 3.靖国公式参拝の定着 4.夫婦別姓法案反対 5.より良い教科書を子供たちに 6.日本会議の主張の発信 こちらからお借りしました 詳しくは、ネットで調べてもらったらいいと思いますが、 「日本会議」は、戦前・戦中の「お国のために」国民が一致団結、 犠牲もいとわず、国に従う、そんな世界観を 「美しい日本」の姿と考え、再びそんな国づくりを 目指しています。 さらに今回の内閣改造で防衛相起用といわれる稲田朋美氏は 「自分の国を守るためには、国民は 血を流す覚悟をしなければならない」 などと公言している政治家。 小池百合子氏、益田朋美氏、高市早苗氏も綺麗な女性ですが、 「強い国のためには国家が権力を持つべし。 国民の犠牲もやむなし。」的な思想の持ち主。 見た目で安心してはいけません。 そうなると、一体国って国民にとってなんなんだ? って思う。 今の日本の深刻な経済的な危機、社会不安や貧困は、 政治、経済、マスコミも加担してが引き起こした国内問題で、 他国からの攻撃されて引き起こされたことでも 他国から攻撃もされてもいません。 本当に私たちが恐れて、戦うべき相手は、 どこにいるの?ってことだと思うんです。 メディアの多くは、今や政権を批判する人には、 情け容赦なくたたき潰し、政権に不都合なことは報道せず、 政権に有利なモラルのない発言や行動は放置、黙認する、 御用メディアになっていませんか? 報道の自由も国民の知る権利も言論の自由も 社会的な圧力の中でじわじわと失っている中で、 判断することも発言することも ますます難しくなってきていませんか? 瀬戸内寂静さん始め戦争体験者の多くの人が 「戦前の日本に今の日本は似たものを感じる」と 危惧しているように今の日本は、 戦前の日本に戻そうとしている人たちが、 政治の主要なポジションを拡大・強化しています。 一体、国民はそうした政治や社会の右上がりを いつまで後押し、容認して、 一体どこまでこの右傾化が進んでいくのか、 そしてその先に何が待っているのか、不安です。 お立ち寄り、ありがとうございます。 見たよ、って感じで↓押していただけると嬉しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.03 05:03:36
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