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カテゴリ:おもうまま・日常
私もちょっと以前は、日本のマスコミを信頼して、
その報道を見ていたわけですが、 今では、マスコミのあまりにも意図的で無責任なことに 驚かされることも多い。 マスコミに騙されたんでは?って気づいて、 ショックだったことのひとつが、これ。 こんな国が実は実際に存在してたんですね。 一体どこの国かわかりますか? ・電気は無料。 ・銀行の融資は、法律で金利ゼロ。 ・住宅を所有することが人権として保障され、 最初のアパート購入用に、政府から約500万円を受け取る。 ・教育と医療は無償。 ・農業希望者に、農地、家、器具、種、家畜が、全て無料で与えられる。 ・卒業後就職できない場合は、平均給与を職が見つかるまで国が支給。 ・女性の教育と地位向上を支援。 この上記の国は、カダフィ大佐率いるアフリカのリビアでした。 しかもリビアでは、直接民主主義制度も取り入れていたっていうから驚き。 カダフィの提案が、議会で国民の投票により、 否決され、彼と反対の案が採択されて、法律になったことは少なくない、 という話もあるくらい。 ところが私が今まで一般的な報道で見聞きしてたことは、 「独裁者カダフィ」。国民を恐怖政治で縛るアフリカ一の独裁者。 現在東京都知事の小池百合子氏の2011年のコラムにも、 「リビアには憲法はなく、明確な法律もありません。 議会はあってなきが如くで、憲法も法律もすべてがカダフィそのものです。 中省略 謀反を起こすとこうなるぞ、と 識字率の低いリビア国民を絵で脅しているのです。」 って言ってるんですね。 小池氏は 「私はカイロ大学に留学中から、 リビアには何度も行き、カダフィとは直接2回会っています。」 って言っていて、リビア情勢を肌で知る政治家・小池百合子 って、ことでしょうが、小池氏の話は、 まさにマスコミの作り出したカダフィのイメージ通り。 でも、カダフィ政権下、リビアには法律もあったし、 世界的で最も民主的と評価される直接民主主義制度もあったし、 (代議員だけが意見をいえて政策決定するのではなく、 住民が地域の議会を通して直接意思を伝えることができるシステム) 識字率はカダフィ政権前の25パーセントから83パーセントに上がり、 アフリカの最貧国を最も豊かな国変えた、というのは、紛れもない事実。 リビアは独裁国家ではありましたが、アラブ諸国はどこもそうで、 カダフィは、多民族国家で、東西対立があったリビアを 強力なリーダーシップで、長期安定・発展させ、 という見方のほうが、客観的な事実じゃないかな。 (う~ん小池氏は、何を根拠に言ったんだろう?) どこからか反政府運動が出てきて、反政府運動支援、独裁政権打倒、 という名目で、国内紛争というより、 NATO軍の軍事介入によって、カダフィ政権崩壊、 石油や金資源の豊かなリビアは破壊されてしまった、 というほうが、信憑性が高いように思います。 カダフィ政権崩壊後、 リビアでは戦闘が続き、事実上の無政府状態で、 現在は、アフリカ一豊かな国が一転して、 IS(テロ組織)の拠点、テロの巣窟になったと言われています。 さて、どっちの事実が正しいのでしょうか? イラク同様、アメリカ軍がしたことは、一体なんだったのでしょう? 今のシリアの紛争に関しても、同様に疑わしい。 アサド政権は国民の支持が高く、カダフィ同様、反米。 そこにどこからか反政府組織が出てきて、「イスラム国」が出てきて、 アメリカなどが軍事介入し、国内がめちゃくちゃの状態。 だいたい紛争になって、NATO軍等に軍事介入される国は、天然資源が豊富な国。 北朝鮮なんか、独裁者であっても見向きもされませんから。 自衛隊が派遣されるスーダンもアフリカ指折りの原油国、といわれています。 アメリカを主導とする平和維持軍、NATO軍の 軍事介入は、本当に世界の平和やその国の国民が望む活動なのか? ってことなんですね。 自衛隊が海外派遣、派兵できるようになるってことは、 もしかしたら、幸せだった国家を潰して、多くの人を殺害し、 多くの難民を作り出し、 豊富なその国の天然資源を国民から一部の人たちのために奪い取ることに協力し、 全く日本の国防とは関係ないことのために犠牲になるかもしれない、 と思えてくるわけです。 お立ち寄り、ありがとうございます。 見たよ、って感じで↓押していただけると嬉しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.18 02:28:11
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