ストレスのない　よい笑顔で・・・ ～鍼灸師のゆきひろ～

「慣れとは言え、そんなに小さく上手に重ねるなんてさすがやなｗｗ」


患者さんから時々お聞きする言葉です。。。

お世辞とは言え、言われると嬉しいものですｗ




この日曜にあるヒヨコ育成会でも受講者が悩み、そして努力していますが、なかなか＾＾；

形・大きさ・硬さを揃えて中心をずらさないで艾（もぐさ）をすえるのはホント大変です。



お灸は熱くて当たり前！！　　痕が付いて当たり前！　　　膿んで当たり前！


で来てくれる人ばかりならどんなお灸でもＯＫなんだろうけど・・・

家庭で家族がするお灸ならそれでも良いでしょう！　お金を頂いて灸をすえるとなれば

プロとしての適切なお灸が必要になります。　　火の通りも揉み方一つで加減でき

そして、自身の頭でイメージも出来る（このお灸ではコレくらいの熱量など…）位に

練習をする。　大師はりに勤めた頃は、ホントに揉めずに団子でした。。。

私には無理なのか！？　とあきらめた事もあったけど…　　気が付けばマンションの

部屋が煙たくなっている位練習をした時もありました。　（報知器が鳴らず助かった）

色んな大きさ、硬さで早く正確にすえる！　が出来なくて、もがいて、必死でした。。。




当院でのお灸は、個人個人の体、すえる場所、その時々によって変ります。

「必要な場所に、必要な量のお灸をすえる」と言った感じでしょうか・・・


大きさも、写真のように（左から）　麦粒大　米粒大　半米粒大　糸状大　



と変えています。　　大きさだけでなく、硬さも変えて「ギュゥ！」と熱が入るお灸から

「ホワッ！」と熱が伝わるお灸（ほんのり感じるお灸）まで熱量を調整します。




現在は、ご夫婦で来院する方が、初めてご主人が来られた時に、言った事が印象にあります。

「今日は、決死の覚悟できました！　嫁がいつもお灸してもらいながらウトウトする

って言うのが信じられん！　俺は灸は怖いからあんまりせんといて欲しい！」


と来院され、手には汗を握る状態でした。。。


ベッドで横になり背部をお灸している頃には、(-.-)Ｚｚｚｚ


帰る時には、「嫁の言うのホンマやわ！　気持ちええなぁ～」　と言われました。




ヒヨコ育成会でも、毎回お灸の練習をしています



患者さんからは、最近「先生のような本当のお灸をしてくれる所少なくなったね」

と言う声も聞こえます。　　鍼灸院から　灸を取ったら　鍼院！？

文字あそびは別として…　頑張って練習して早く自分の物にして欲しいと思います




明後日の日曜にはどれだけ有効に月日を過ごしたヒヨコが集まるかな…


明日は、その内の一人が　刺客として来るらしい＞＜　　さて、練習しとこっと！







笑顔が１番！「ストレスのない　よい笑顔」で


　　↓　大師流小児はり初心者講習会の情報です　↓
　　　　　←←最新初心者講習会　案内へ

　

「大師流小児はりの会」の活動です
　　　　　↓フリーページへ↓