テーマ:楽器について♪(3640)
カテゴリ:楽器
「Chrometta」シリーズは
ホーナー社のクロマチック・ハーモニカの普及モデルです。 ・本体部分とマウスピース部分を一体化することにより、部品点数を減らした点 ・リードカバーもシンプルな形にした点 以上2点の工夫で、低価格化を図っています。 また、他の製品よりも音域の少ないモデルも用意し、 コンパクトさも売りとなっています。 (「-etta」は、「小さい」という意味を加えるイタリア語の接尾語です(音楽用語はイタリア語が多く使われます)) 2オクターブタイプの、「Chrometta-8」です。 先日紹介した、ビートルズの「ラブ・ミー・ドゥ」は これで吹いているのではないか、という説が ビートルズ・マニアで言われているようです。 僕は「マリンバンド」説なのですが、 何か決定的な証拠がありましたら、御一報ください。 2オクターブ半タイプの、「Chrometta-10」です。 お気づきになられた方もいらっしゃるでしょうが、 数字は、穴の数を表わしています。 (ド・レ)(ミ・ファ)(ソ・ラ)(シ・ド)と、 4つの穴で1オクターブですので、10穴で2オクターブ半となります。 3オクターブタイプの、「Chrometta-12」です。 このシリーズでは最も音域の広い、3オクターブ半タイプの、「Chrometta-14」です。 クロメッタは、 ・マウスピースの形状が独特である点、 (ホーナーの他のモデルや、それに追随した他社の製品は、ほぼ共通。クロメッタだけが異なる) ・低価格化のために音質を少し犠牲にしている点、で 他のモデルを使用する人からは敬遠されるのですが ウーゴ・ディアスという著名なプロ奏者は、生涯この「Chrometta-14」を使い続けました。 要は、演奏そのものが重要という事でしょうか。 (ストラディバリウスを持ち腐れにするアマチュア・バイオリニストの話をたまに聞きますね) また、たまにしかクロマッチクを使用しない人には 他のモデルとの違いは関係ありませんし、 安価で、一定の音質は確保していますので、 「たまに」派にはオススメできます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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