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「スターアニス」別名「八角」
ちょっと気になる記事を見つけました 中華料理に欠かせない香辛料で、北京ダックの独特の香味の素になる木の実だが、 国際的な争いの種になっていると聞く。 理由は八角に含まれるシキミ酸という天然化合物にある。抗ウイルス剤「タミフル」の合成に必要な物質なのだ。鳥インフルエンザの流行で薬は爆発的に売れ、世界中の国々が我先にと国家備蓄に走り出した。その裏側で、原料となる八角の確保を焦る製薬会社が、目を三角にして産地の中国を駆け回っている。 鳥、豚、人へと複雑な感染経路をたどる恐ろしい病気の源流と、治療の鍵を握る かもしるない貴重な植物資源の在り処。 足りない物の争奪戦は人間の性だが、人命の危機にまで銭金のにおいが漂うのは淋しい。 ▲タミフルの製造権はスイスの製薬大手ロシュが握る。もともと開発したのは ギリアド・サイエンシズという米国の企業で、その大株主で元会長という人物が 誰であろう、ブッシュ大統領を支えるラムズフェルド国防長官だという。 「株価の急上昇で資産を膨らませ」たと聞き、裸の北京ダックの姿が哀れに見えてきた。 日経新聞より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月26日 11時54分30秒
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