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カテゴリ:日記
4歳の二人のやり取りをじっと見守ってた。
積み木を独り占めして長い壁を作るAくん。 「私も作りたい。貸して。」とお願いするBちゃん。 Aくん「ぼくがやってからね。後で貸してあげる。」 わかったぁ、と素直に待っているBちゃん。 そのうちにBちゃんはお迎えが来た。 まだ遊んでないのに!とかダダもこねずに、バイバイと帰って行った。 しばらく一人で壁を作り続け、大きな囲いを完成させたAくん。 私に向かって「見て!動物園できた!」と言って象のフィギュアを囲いに入れてみせる。 すると、突然積み木を全部手でがしゃーんと崩し、 「あー!ぼく元気なくなったよ。」と悲しそう。 なんで?と尋ねると、 「だってBちゃん帰っちゃって、Bちゃんに優しくできないぼくだったから!」と。 あぁ分かるよ。悲しいね。 でも明日もAくんはBちゃんと遊べるから、優しくできるチャンスはこれからもあるよ。良かったね。 Aくんは「そっか、そうだね!」とケロッとして言ってくれた。 失敗しちゃった!悲しい、悔しい! → でも大丈夫だよ、挽回できるから。 そんな安心感と希望で包み込むような保育をやりたいな。 子どもが自分のしたことにともなう感情に気づく前に、先回りして言い聞かせたり友達関係に介入したりしない保育。(なるべく) もっと小さい子にとっても、信頼できる大人に見守られている安心感の中でのびのび好きな遊びをするのが一番幸せな時間だよねん。 危ないものを置かないで、安全な環境の中で過ごす自由な時間。 これはダメ!あれもダメ!ってルールを付けて制限しないで、興味をとことん引き出せる環境。 また保育中に感動したら書き溜めよう。
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最終更新日
2022/09/28 06:21:13 PM
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