テーマ:音楽のクラブ活動(534)
カテゴリ:ギター&マンドリン
野球の話題だと思って来られた方、残念でした・・・ 野球ではないんです。(プロ野球観戦も好きですけどね) マンドリンのお話でした~ マンドリンは合奏をするときに、1stと2ndというパートに分かれます 楽器は同じものを使います。 1stはオケの一番高音になり、主にメロディーを弾くことが多いです 2ndは、1stの少し下をハモる役割ですね。 1stの3度下をメロディーと同じ形でハモったり、 和音の一部を、長い音符や全音符でダーと弾いてることもあります 同じ楽器だけれども、役割はかなり異なります。 高校の時にマンドリンを始めて、 最初は基礎練習・右手ピックのup/downばかり。これ基本。 初めて曲をもらった時のパートは、1stでした。 1stが何曲か続いて、その後で2ndパートも体験するのですが。 初めて2ndを弾いたときのことは、忘れられません。 パート譜というものをもらって練習するのですが、 当然、自分のパートの楽譜しか、書かれてないわけです。 1stなら、大体メロディーがみえてくるんですけれども、 2ndは、さっき言ったように、メロディーではないんです。 自分だけで練習していると、はぁ??という感じで、 何を弾いているのか、さっぱりわからなかったのです。 楽しい曲なのか哀しい曲なのかさえもわからない。 楽譜は簡単だったんですが、自分が出している音が何かわからない、 こんな心もとないことはなかったです (ブラスなどの合奏・合唱体験のある方でも、ありますよね) その曲の初めての合奏の日。 初めの音が一斉に鳴ったとき、私はものすごく感動しました。 なぜ感動したのかは、その時はわからなかった。 やっと曲がみえたから、というのもあります。 その導入部は、短調の曲でした。 それも他のパートと合わせてみて初めてわかった。 ドミソの和音って、わかりますか。 真ん中の音が「ミ」だと長調、「ミ♭」だと短調になりますね。 下の「ド」をマンドラが、上の「ソ」を1stが弾き、 2ndは真ん中の音の担当だったんです 上下の「ド」と「ソ」だけでは、調がわかりませんから、 2ndは、曲の調を決めるパートだったのです。 (意味、わかってもらえるかなぁ~…) 自分だけで弾いてたらわからなかったのに、 他パートと合わせた時の快感。 これは、ギターのように初めから和音(コード)で演奏する楽器に 慣れている方では、わかりにくい感覚かもしれませんね。 自分だけでは目立たない存在。 主と合わせてみて初めて、主がひきたつという存在。 でしゃばらず、でもここ一番という時には主をぐっと支える、 人間でも、そういう人いますかね… 私は大学~社会人を通しても、たまたま2ndが少なかったんです だから、2ndの奥義をあまり心得てないんですが… 2ndが弾きこなせるようになったら、素晴らしいんだけど。 実際、いらっしゃいますよ、そういう人も。 さて、来年、私はどっちを弾かせてもらえるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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