カテゴリ:半導体
ぼくは会社に入ったばかりの頃、訳の分からぬままに仕事をしていて、会議の時はよく上の人から怒られたりしていた。その中にすごく頭の切れる人がいたが、その人がとても恐かったので、会議に出て発表するのはとても憂うつだった。
その人はとても理論に詳しくて、その人が書くレポートには難しい理論式が載っていた。その中には、ψやφなどのギリシア文字が使われていて、それがとてもカッコよかったので、ぼくもいつかそんな記号を使ってみたいなとミーハーみたいなことを思っていた。 当時はその中にm*というのがあって、今は有効質量というのがわかるが、当時ボンクラのぼくはとても難しそうだなあと思うだけで、全然理解することができなかった。 勉強しようという気持ちはあったと思うが、反面あきらめていたところもあったと思う。大学時代の経験から、俺には科学や工学に対して深い理解をすることなどできないと思っていた。 数学者や物理学者が新しい発見するのを見て、自分もそういうことをやってみたいと思ったことはあったが、実際に専門の勉強をしてみると全然楽しいとは思えなかった。高校時代のやり方で、丸暗記や公式の使い方の反復練習をしたのでは、そのような考え方になるのは当たり前か。覚えるんじゃなくて理解すれば面白いんだよなあ。 有効質量について書こうと思ったが、面倒くさく思ってきたので、次の機会にしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月27日 07時42分45秒
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