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えんげきざんまい

えんげきざんまい

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全4件 (4件中 1-4件目)

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歌舞伎感想

2008.04.20
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カテゴリ:歌舞伎感想
4月大歌舞伎.jpg『四月大歌舞伎』昼観ました。
勘三郎丞が出演されるということで、奮発して2等席、2階での観劇!
(いつもは3等B席)
花道が見えることに感激!!
そして、さすが勘三郎、玉三郎と感激!!!!


観たのは、
・本朝廿四考
・熊野
・刺青奇偶
の3作。


『本朝廿四考』
敵に追われていた上杉謙信が実は別人として隠れて生きていて、嘆いていた八重垣姫が、死んだのは身代りで本当の謙信は生きていると知り、
本物を目の前にして喜び恥ずかし…
しかし謙信は尚も命を狙われ…
…みたいなお話。

っつーか話が一部すぎる…
中途半端に終わる(謙信へ敵の追っ手が送られる)からなんか評価できない。

八重垣姫(時蔵)は綺麗だったし謙信(橋之助)も格好良かったよ。
でも勿体ない、もっとこの2人観たいし…
その後はどうなるんですかね。
ちょっとだけ出てきた追っ手の錦之助が凛々しくて力強くてドキドキしたダブルハート


『熊野』
容態の悪い母親のもとへ行きたい湯屋が夫に許しをもらえず、無理矢理連れていかされた花見で嘆き踊り、やっと許しをもらえるというお話。

能が元となった題材(能取物)。
舞台が綺麗だった(桜さくら!)。
踊りも綺麗だった(玉三郎!)。
全体的に「静」。
話の華やかさはあまりないが、
見た目で楽しむ演目かなぁ。


『刺青奇偶』
博打をやめられない半太郎と落ちぶれ娼婦お仲のラブストーリー。
病に伏したお仲は、半太郎の腕にサイコロの刺青を入れ、自分の腕を見て半太郎は「2度と博打をしない」と誓う。
しかし回復の兆しのないお仲にいい思いをさせたい、と一か八か最後の博打をして…
てな感じ。

うわぁいい話じゃないか!
お仲のいうセリフ
「男なんざみんな一緒」
とか、失望している感じが、
こう、心を持っていくわけ。
お仲目線で見てたら結構泣けると思う涙ぽろり
場面転換も沢山あり、歯切れよい。
古びた家はボロボロすぎて圧巻モノ。
何よりも勘三郎さんの人情あふれる演技。
同情を誘うね。



…てな感じで久々の歌舞伎でしたうっしっし
ところでいつ歌舞伎検定は始まるんだろう…

<歌舞伎検定HP>http://www.kabuki-kentei.jp/






Last updated  2008.04.29 23:53:50


2008.01.06
カテゴリ:歌舞伎感想
はいはい。新年一発目の歌舞伎ですよ。
昨年は勘三郎丈のふるアメリカに袖はぬらさじを観れなくて未練たらたらで終わってしまったが、
今年はたんと拝見してやる!!(`ε´)

というわけで夜の部を観賞してきました。
新春大歌舞伎2008

鶴寿千歳

連獅子

助六由縁江戸桜

以上3本でした。ジャンケンポイ!うふふ…

○寿―は、錦之助ばっかり観た。
松と竹の緑と梅のピンクが綺麗だったけど歌昇の松の印象が全くないってぐらい錦之助を観ていた。
どういうことだ…?
その後、姥の芝翫と尉の富十郎。
ここになるとベテランコンビ、綺麗な踊り。
つーか。
なんで年寄りの爺さんと婆さんが踊るのがめでたいのだ??
ワカラン。てんでワカラン。
でもでも歌だとかすっごく耳に入った。
音の一つ一つが繊細で、琴の指使いを静かにそっと見つめてた。
舞台装置とかどんなんだったっけ。
全く覚えてないや。
アタイの記憶にあるのは
・錦之助の緑色の衣装
・芝翫の品の高い頭の結い方
・爺と婆が中央大ゼリから出てきたこと(大ゼリ使われたのはいつぞやのガマガエルの時以来かなぁと思い…)
ぐらいかしら…
そういやセリから尉と姥が出てきた時はお内裏様とお雛様みたいで可愛かったわね。


○連獅子は、幸四郎と染五郎の親子狂言。
松葉目物でしたっけ、狂言から発生した歌舞伎のこと。
ええ、それでした。
身替座禅と同じような舞台。そりゃそうか。


清涼山で狂言師の右近と左近が獅子の舞を踊っているとホントに獅子になっちゃうというお話。
清涼山てどこぞの山かと思ったら中国にある文殊菩薩の聖地だったんですね。
修行にきた法華僧と時宗の僧が獅子を怖がりながら山登りするのもする舞踊もあり。
高麗蔵と松江が少し滑稽にセリフを言い合いながら(追い台詞?)展開よく進む。
そして最後に幸四郎と染五郎が獅子の姿で登場、豪華に頭を(髪を)振り回す!!
染五郎丈がやや暴れてた。限界まで回してみせてくれた。
彼らのコンビは観ていてハラハラとかしないからいいですわ(タイミングあうのか?とかそーゆー余計な心配しない)

○助六
揚巻が福助さん…
テレビで海老蔵の襲名披露の助六を観てしまったので、玉三郎の綺麗な揚巻を観た後に福助さんの揚巻を観ると…
どうしても比べてしまいますね。
だって福助さんは意地悪ばあさんの役のが似合うんだもん。
吉原での一番人気って柄じゃないもん!
しかも孝太郎が吉原で二枚目の白玉役って!…天下の吉原の2番手か…?
でもま、二方とも綺麗でしたけどね。
福助さんはお嬢吉三に見えてきましたがね。

助六は海老蔵パパ、やっぱり貫禄あって落ち着いていますなぁ。
斬新さはないけど、これぞ歌舞伎という王道のものを見せてくれる。
セリフの言い方とかね、外郎売を観た時に感じた「團十郎さんらしさ」があった。
海老蔵もそーゆー言い方するもんなぁ…大河ドラマとかでしてた。

衣装も豪華で、目にまぶしく、キラキラしていたのに、それでもなお豪華さが足りないと思うのは、出演しているメンツの豪華さを求めてしまったからかしら?
敵は豪華だったよ?
左團次。
段四郎。
錦之助。
股くぐる東蔵。

でもなぁ…
勘三郎とか出てきた前回のものと比べちゃうと、花形に不満持っちゃいますよ…
わがままでゴメンナサイ。
最後に…

有名な話を一通りは観て、今はキャストの違いを観る時期へと移行したのかなと思う(身替座禅とか俊寛は3、4回観たし…)。
だから歌舞伎の伝統の移り行く姿を見守っていきたいな、と。
そう思っただけ。

来月も忠臣蔵とか観たことあるのばかりだからなぁ…
マイラバー・福助さんがでるから昼の部に行こうかな。

福助さんを好きになったきっかけの作品
「一本刀土俵入」
   個人的に好きな「野田版 研辰の討たれ」






Last updated  2008.01.10 02:37:24
2007.10.13
カテゴリ:歌舞伎感想
2007年1月の歌舞伎鑑賞の感想を、レポートにして大学に提出していた自分。
偉いからその軌跡を下に…(笑)下矢印

壽初春大歌舞伎
 
2007年1月「壽初春大歌舞伎」
 場所:歌舞伎座

1.廓三番叟
傾城千歳太夫 雀右衛門
番新梅里   魁春
新造松ヶ枝  孝太郎
新造春菊   芝雀
太鼓持藤中  富十郎

もともと能のものである「翁」をまねた演目である。儀式・祝言用の舞踊や、顔見世の初日から3日間の正月興行の仕初、劇場のこけら落としなどに行われていた。今回は千歳・翁・三番叟の三人による祝福舞を廓の遊郭に舞台を移して行っている。それは新春の演目にふさわしい、とても艶やかで華やかなものであった。
まず鶯の声で幕開けである。正月らしい、松竹梅が描かれた黄金の襖が目に入り、神々しい舞台装置で一気にお正月気分に舞い戻った。春まだ早き初春、ということで、庭のあおあおとした緑の松には白雪が残っていた。その後襖が開いて目に飛び込むお囃子が賑やかで、演出効果は抜群である。
最初に登場した傾城千歳太夫と新造春菊、松ヶ枝の三人の衣装も美しい。若々しい振袖新造の着付けで前結びがとてもかわいらしかった。その後太鼓持藤中と番新梅里が登場し、それぞれの遊郭での取り持ち役や世話役などを舞いで表現。三番叟の場面…大地を踏んで悪霊を地に埋めるシーンも正月の福を呼ぶ儀式のようで風流だ。登場人物の松や梅、菊など、おめでたい名前も新春っぽい。
 男との痴話喧嘩や酒を飲み交わすシーンを踊ったり、遊郭らしい舞もありながら、大入という字を書いたり鈴を鳴らしたりと正月のお祝いのムードも織り交ぜているところが憎いほど良い演出である。

2.金閣寺
松永大膳          幸四郎
雪姫            玉三郎
十河軍平実は佐藤正清    左團次
松永鬼藤太         彌十郎
慶寿院尼          東蔵
狩野之介直信        梅玉
此下東吉          吉右衛門

これぞ歌舞伎という気のする、栄える演目であった。その理由として、衣装やメイクが荒事にも似た、肉襦袢でふわふわしたものに隈取・つかみだてという組み合わせの松永鬼藤太がいる点。美しいヒロインである雪姫が殺された父の仇である松永大禅に刃向かい、「仇討ち」にも似た部分がある点。実は…という、どんでん返しが左團次演じる十河軍平や此下東吉にある点。豪華なトンボの立ち回りがある点などが挙げられる。
また、この話の良い点はストーリーの他に舞台美術のすばらしさもあるだろう。舞台が黄金に光りとても艶やかであった。黒漆の柱梁に外壁が金地に大輪の紅白の牡丹柄である。内装は金地に大きな虎が左右に一対描かれ壮大である。外には大滝と鏡のような池があり、この大滝から井戸に水を汲むこととなる。このようなストーリーや衣装の歌舞伎は見ていて全く飽きが来ないから好きだ。
 おおまかな話はこうだ。雪姫は雪舟の孫。幕府の執権・松永大膳に夫の狩野直信を投獄され、金閣寺の天井に龍の絵を描くか、一夜をともにするかと迫られる。大膳を父の敵と知って刃向かい、桜の木に縛られた雪姫は、祖父の故事に習い、花びらを集めて足でねずみを描く。それが本物のねずみとなって縄を食い切り、夫の元へ向かうのである。話に小田春永(織田信長)や此下東吉など、室町時代の武士の名前を少し変えたものが出てくるが、史実に合わせて話を作るところがこれもまた歌舞伎らしい。
幸四郎の松永大膳はさすがの威厳。威風堂さはこれぞ「天下の大悪人」。驚いたことに悪役なのに白塗りであった。イヤホンガイドによると悪人も度を超えたかなりの悪人(国崩し)だと顔は赤を超えて白になるということ。悪役なのに座頭が演じる、それほど大きな役の悪役もあるのかと感銘。
左團次には悪役がぴったりであった。その分、終盤に「実は」佐藤正清となり良い人となってしまうところが、個人的に見慣れておらず、しっくりこなかった。どちらかというと、左團次の終始悪ぶっている演技を見ていたかった。つまるところ、弥十郎と左團次の役が逆だったら良かったのに、と少し思った。
この舞台のもう1人の目玉である玉三郎の雪姫は、ため息が出るほど美しかった。柱に寄りかかり、夫を放してほしいと嘆く雪姫はとても艶めかしく、忘れられないワンシーンとなった。他にも縄で縛られ拠り所もなく助けを求めながら「天道様、仏様、もし、もし…」と嘆くシーンや、縛られながらも足で鼠の絵を描き、鼠を実体化させ、縄を解かせる「爪先鼠」の段など、沢山の「玉三郎美」を堪能した。そして玉三郎が演じると、全てに感情移入してしまい、本当に涙が出そうになるのだからすごい。
 その後鼠が出てきた場面でどろどろの太鼓が鳴ったが、鼠は怖い動物なのだろうか。絵から出てきて摩訶不思議で霊的だから、どろどろの太鼓で表現したのだろうか。
それ以外にも終盤の舞台のせり上がり・せり下がりには驚いた。歌舞伎座で観た忍夜恋曲者の「将門」で大蝦蟇が出てきた舞台でせりが使われていたが、今回はせり下がった後にも人が登場しまた上がって普通に舞台が使われていて、効果的な装置だと感心した。
最後の三段上での見得も見事に決まっていて、絵のような幸四郎を見ることができた。三段を見ると歌舞伎っぽいと思えるのは、やはり錦絵で見るようなそのままのポーズだからなのだろうか。

3.春興鏡獅子
小姓弥生後に獅子の精 勘三郎
胡蝶の精       宗生
           鶴松

鏡獅子もお正月にふさわしい華やかな演目だ。時代設定は江戸時代、江戸城の鏡開きに先だって行われる大奥での鏡曳きの日である。舞台は牡丹の襖に蝶の欄間という華麗な御殿に見立てたもので、勘三郎演じる小姓弥生を客が将軍になった気分で見るという設定であった。何と面白いことだろう。ここでも舞台美術がすばらしいと感心した。また、囃子連中が大変多く、雛壇にずらっと並ぶ囃子連中を見て圧倒された。
 この演目は勘三郎の踊りの上手さがとても目立った。15、6歳の初々しい少女を踊りで表現するのは難しいであろうが、勘三郎は一つ一つの場面をたおやかに踊った。とても少女とは思えない体つきだが、全体的に見渡すと踊りやオーラは少女そのものである。娘道成寺の時も思ったが、勘三郎の女方は体型では合わないがオーラで女に見せているのだから不思議である。
小姓弥生が出てくるとためらいながらも恥ずかしがりながら踊りだす。その間沢山の小道具が出てきた。赤い手ぬぐいや黒塗りの女扇、2枚の扇など。扇というのは便利で、お盆など様々なものを表現するのに使われる。また2枚扇ではくるくると回して取る難しい芸をさらりとやってのけた。
会場からは割れんばかりの拍手が起こった。獅子頭を手に取り、次第に獅子に精を奪われていく場面の腕裁きも見事であった。圧巻。
待ちの囃子のあとに出てきたのは胡蝶の精。衣装がかわいらしく袖口が本当に蝶に見えた。銀の鈴太鼓を前につけて、たたきあっているところがかわいい。
後シテの獅子の段では、獅子が長く伸びた白い髪を頭にいただき花道から登場。長い白髪をまわしながら頭を振るシーンでも上手さが光る。これは「髪洗い」「巴」「菖蒲叩き」といった名前の毛振りである。迫力があり、これは見事。会場からは満場の拍手と「中村屋!」が飛び交っていた。
前半のはなやかながら「静」の中の技芸と後半の気魄のこもった「動」の技量の両方が楽しめる演目は2つの衣装を見られるし、メリハリがあって飽きがこないので好きだ。歌舞伎の代表的舞踊を見られてとても嬉しかった。
 
4.切られお富
お富     福助
井筒与三郎  橋乃助
穂積幸十郎  信二郎
赤間源左衛門 歌六
蝙蝠の安蔵  弥十郎

処女翫浮名横櫛は、1864年(元治元年)に守田座で初演された河竹黙阿弥作の世話物である。このような現代の時代劇を観ているような世話物歌舞伎のスタイルは一番好きだ。言葉もよく聞き取れるし話が分かりやすい。これもまた河竹黙阿弥ならではの切れの良い七五調の台詞のおかげなのだろう。与話情浮名横櫛の書替狂言、要するに切られ与三のパロディー。
福助は図々しい女将や悪婆の役がとても似合う。最初はただ美しいお富が顔や体を刻まれて、数十年後に悪婆になると、「福助節」が大暴走。与三郎を思う一途さと、したたかな毒婦の二面性のある役を、メリハリのある演技でたっぷりと演じていた。要所に笑いの要素を入れる福助の演技は遊び心があって面白い。「75針縫った」と何度も繰り返す場面、赤間源左衛門の家臣の野次に「内気だからおびえちゃう」と少女ぶってみせる場面、「畳と女将さんは新しい方が良い」と皮肉る場面など、台詞もひとつひとつが笑える。
 ひとつ、驚いたことに「切口上」というものでお話が終了した。切口上の定義だが、元来は歌舞伎で一日のお芝居の最後に頭取が裃姿で現れて、「まず今日はこれぎり」と述べた口上のことである。この様子がいかにも型にはまった言い方で、しかもいかめしく感じられたことから、「切口上」と呼ばれたのだ。立ち回りの場面で終わる時には途中で芝居を止め、出演者が舞台正面に並んで口上を述べて幕になることがあり、これも切口上のひとつで、今回はこれで幕となった。お富と安蔵との戦い、また穂積幸十郎と赤間源左衛門の戦いをも途中で終わらせて観客に最後を想像させる。それが歌舞伎の面白さであろう。

 今回の歌舞伎座夜の部は役者・話・舞台のどれもが豪華絢爛で、新春にふさわしい華やかなものであった。この1年の始まりを華やかに始められそうな、縁起のよい舞台であった。日本の四季が折々と混ぜられて演じられるものは歌舞伎以外にそうそうない気がする。私は来年から社会人になってしまうが、これからも歌舞伎を見続けたい。



うーん、綺麗事ばかりで…(笑)
歌舞伎行くといつも何かしらの演目で寝ているんですけどねぇ…
でも私が一番好きなのは、勘三郎と福助が演じた04年の九月大歌舞伎@歌舞伎座「一本刀土俵入」ですピンクハート
改めて、別の日にご紹介させていただきます!
(ちなみに十八代目中村勘三郎襲名記念DVD-BOX『勘九郎箱』 のDisc4で観られます)






Last updated  2007.10.13 16:20:52
2007.10.07
カテゴリ:歌舞伎感想
忘れないうちに書きこ書きこ。

2007年10月「芸術祭十月大歌舞伎」夜の部。
今回は仁左衛門玉三郎ニザタマコンビの為に!まさにその為に観に行った!!
だってだってだって…だってねぇ…美しいじゃない…あの2人…
世話物やらせたらもう…ため息ものじゃない…

だけど。
だけど。

今回、まさかあんな性格ひんまがった商人の役だったとは…
衝撃…

芸術祭十月大歌舞伎


一、通し狂言 怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)
              伴蔵  仁左衛門
   三遊亭円朝・船頭・馬子久蔵  三津五郎
           萩原新三郎  愛之助
              お露  七之助
       女中お竹・酌婦お梅  壱太郎
              お米  吉之丞
              お国  吉 弥
          飯島平左衛門  竹三郎
          宮野辺源次郎  錦之助
              お峰  玉三郎
 浪人萩原新三郎(愛之助)に恋い焦がれて死んだ旗本飯島平左衛門の娘お露(七之助)は乳母のお米(吉之丞)と、毎夜新三郎のもとを訪ねる。
でも、所詮幽霊。お露はとりつき殺すつもりだったのだ。
幽霊だと知った新三郎はお札とか貼りまくって怯えるばかり。
でもお露は恋焦がれた新三郎に会いたい。下男の伴蔵(仁左衛門)に、お札を剥がして欲しいと頼む。
 こりゃ頼まれた伴蔵はたまったもんじゃない!!
世話になっている新三郎を殺させるわけにもいかない。幽霊に呪われても怖い。
迷っていると、女房のお峰(玉三郎)がいい提案を。
「報酬として百両持ってきておくんなさりゃぁ、お札をはがして差し上げます、と言え」
そんな取引をしてみるものの…
牡丹燈籠を手に、ヤツラは百両を持ってきた!!
…お札を剥がすしかない。
怯えながら伴蔵はお札を剥がしてしまい、お露は新三郎を殺すのだった…
一方、お露の父飯島平左衛門(竹三郎)の後妻、お国(吉弥)は隣家の放蕩息子源次郎(錦之助)と不義密通の仲。
平左衛門を邪魔に思うお国は源次郎に夫を亡き者にしようとけしかけるが、話を平左衛門に聞かれてしまい、その場で主殺しを実行。
その現場を見ていたの女中のお竹(壱太郎)までも殺してしまい、息も切れ切れ逃げ出す…。
〈第一幕〉

その一年後。
栗橋の土手の粗末な小屋で暮らしているのは、江戸を出奔したお国と源次郎。
お国は茶屋笹屋で女中をし金を稼ぎながら、源次郎との生活を支えている。
伴蔵とお峰もまた、栗橋で商売を営んでいた。
 そんなある日。笹屋に入った若い奉公人お梅(壱太郎)の素性を知ってしまう…
なんと昔殺したお竹の実妹だったのである!
しかも今日は、お竹の一周忌。
その夜、乱れ飛ぶ蛍の群れにまぎれて源次郎は発狂。
一心不乱に刀を振り回しているうちに、自分の腹を突き刺してしまい、更にその身体でお国に抱きつき、2人は息耐える。
伴蔵とお峰もまた、嫉妬と自己利益の渦巻いた中で…
〈第二幕〉
…もとは三遊亭円朝の怪談噺を歌舞伎にしたもの、ならしい!


二、 奴道成寺(やっこどうじょうじ)
    白拍子花子実は狂言師左近  三津五郎
              所化  亀 鶴
              所化  薪 車
              所化  萬太郎
              所化  巳之助
              所化  壱太郎
              所化  新 悟
              所化  尾上右 近
              所化  隼 人
              所化  小 吉
言われずとも分かる道成寺物。説明省略!!

いやぁ、なんつーか、仁左衛門も玉三郎も白塗りしない役だったなんて、切ない…
知っていればよかったんだけど。
でも、ストーリーとしてはなかなか驚かされました。
悪役はやっぱり最後に死ぬのが似合う!
人間のエゴの渦巻いた世界をそっと見守る蛍と燈籠。。。
結局人間は自分の罪から逃げられないんだろうなぁ。一度悪に手を染めてしまうと!!
現代版の牡丹燈籠も作ろうとすればできるんじゃないかな、薮原検校みたいな感じで。三人吉三みたいな感じで。是非コクーンで!!
奴道成寺は…ごめんなさい眠かったです(涙)
でも三津五郎さんの舞踊はやっぱり綺麗だ。綺麗過ぎてすんなりしちゃってて、観てて心地よかったんだ…
下手すぎたら違和感ありすぎて気になってハラハラもしくはイライラしちゃうし、玉三郎くらいだったら逆にため息が出るほど魅了されちゃうし、どっちにしろ起きていられるんだけど。
三津五郎は単なる「綺麗~!」だったんだ。
ゴメン。ゴメン。ゴメン。あぁぁ自己嫌悪。

そんなこんなで簡単な感想でした。
時間ないからもっと詳しく今度書かせていただきます。






Last updated  2007.10.13 17:18:13

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