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カテゴリ:音楽ねた。
日頃、お気楽なコトばかり書いておりますが、
たまにはちょっと真面目に書いてみようと思います。 このところ私の関心事といえばやはり 海外輸入盤規制問題です。 普段拝見しているサイトさんでも書かれている方がいらっしゃったり、 ネット上でも大反響のこの問題ですが、 今思っていることをつれづれと。 はじめは、正直言ってタカをくくってたんですね。 この法案が巷の激安ショップなどでよく見かける、邦楽の海外盤の輸入 販売を阻止するためのものだと・・・ ところが、どうやらこれが洋楽の輸入盤にまで 適用が可能だといわれております。 ・・・ちょっと、待ってよ。 これとはまた別の問題になるのですが、 私の中ではCCCD(コピーコントロールCD、レーベルゲートCDなどとも言われているようですが)のことと絡んでまして、 非常に危惧しているのです。 CCCDについては 最初は、単純に コピーガード = コピーできないだけと思っていたのですが、 CCCDとは、CDに似たもので、規格外のものである、ということを少し前に知りました。 ・・・実は、そうと知る前は、買っていたんですね。 CCCDには注意書きが書いてありますね。豆粒みたいに小さな字で。 ・・・ちょっと引用をば。 <ご注意>このCDは、コピーコントロールCDです。 ■パソコンによるCD-RやMP3ファイル等へのコピーは出来ません。 ■通常のCDプレーヤーでの再生を意図して制作しておりますが、一部の機種では再生に不具合を生じることがあります。 ●MP3対応・CD-R/RW対応・カーナビ一体型・ハードディスクレコーダー等のCD-ROMドライブを利用したプレーヤー・ポータブル型・車載型のプレーヤ・DVD・SACD・LD・ゲーム機等のコンパチプレーヤなど。 ■Windowsパソコンでは、収録されている専用プレーヤソフトで圧縮音源を再生することができます。*パソコンの使用状況によっては、Windowsパソコンでも専用プレーヤソフトが動作しない場合があります。 ■Macintoshでは再生できません。 ■製造上の不良を除き、交換・返品・返金には応じかねます。 <免責事項> パソコンで再生やコピーを試みた場合や専用プレーヤソフトの実行に伴うデータ損失や動作不良、レコーダを含む再生機器の異常動作・動作不良等のいかなる損害についても補償いたしません。 なんだろな~ これ。 「再生に不具合を生じる場合」に書いてある機械って・・・ なんか、今出回ってる殆どのものがあてはまるような。 ココに書かれているコトって、自分たちが売っているものに対する責任放棄のような気がするのは、私だけ・・・? ・・・そんな不安定なものをナゼ売るのか。 ・・・不正コピーを防止することで音楽CDが本当に売れるのか ・・・安直な発想のような気がします。 (大手レコード会社には不信感すら覚えてるんですけど。) 自分の愛着のある音楽再生装置が1枚の『CDまがい』のものによって、ある日突然壊れる。 その壊れた機械についての保証がどこにもない。 かけた側の責任であると・・・? 先にも触れましたが、それって責任放棄ではないの? ・・・おかしい。 ・・・納得いきません。 話、それちゃいましたが・・・ で、ちょっと憤りを感じて、以来CCCDを買うのを止めました。 新譜を店頭でチェックする時は、必ずCCCDかどうかを チェックするようにしています。 邦楽の新譜に関して言うと かなりの高い確率でCCCDのマークがついてます。 私がいつも時計がわりにつけている情報番組で紹介される 気になる音楽新譜情報などを見て 「これいいなぁ~」と思って店頭でチェックすると やっぱりついてるんですよね。あのマーク。 ・・・買いません。 なんだか、自分の好奇心の範囲を 狭められているような気がしてやりきれないものがあります。 物心ついた時から 音楽を聴くことが好きで、その時々で嗜好が変わりつつも 音楽がいつも自分の傍にあったのに CCCDという訳のわからない物体のために 音楽を聴く自由を取られてしまっているような・・・ ( -.-) =зフウー 更に、そこに海外輸入盤規制問題がついてきました。 日頃好んで聴いているJazzのCD 今のところはこのマークあまり見かけないのですが もしこれにもコピーコントロールが導入されたら・・・ 当然、そうでないもの = 輸入盤 を選ぶでしょう。 ところが、それが、規制されたら・・・? 聴く側の選ぶ権利って・・・?ないの・・・? ・・・このまま静観しているだけで、いいのかな。 それと、もひとつ。 来週佐野元春さんのシングルが発売されます。 これ、最後のソニーからの作品になるんですが、 例の「レーベルゲート」らしいんですよね。 Amazon のページを見たら。 ・・・実は、買おうかどうしようか、すごく迷っています。 やはり、ファンとしては、 大好きなミュージシャンの音源は 漏らすことなく、聴きたいですから。 佐野さんは少し前にソニーから独立して 自己のレーベルを立ち上げることになり 今後の作品は、そのレーベルから発売されることになるのですが (詳しくはトップに貼ってあるGO4のバナーをご覧ください) これについては、どうしようもなかったのかな。 ・・・うーん、どうしよう。 ※ 力一杯、CCCDのことがメインになってしまいました。 すみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.07 09:32:03
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