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カテゴリ:読書
中国語の小説というと、ここ最近はラノベの類が主だったので
「たまにはガツンと文学!!って感じの小説を読まないと。」 と常々考えていました。 私、実はこの4月に転勤しておりまして、現在の部署には業務の関係で 月1回中国人の通訳の人が来るのです。 で、先日その通訳さんが来られたのですが、私、隙を見てその通訳さんの デスクに近づき、いきなり 「あの、こんにちは!私趣味で中国語の小説を読んでるんですけど、最近良い本が 見つからなくて…。あなたが今までに読んだ本で良かったなと思った小説を 教えていただけませんか?ちなみに私が今までに読んできたのは琼瑶、海岩、金庸 とかですけど。あと《围城》は大好きで4回くらい読みました!」 って話かけたんですよね。初対面なのに自己紹介もせずにズカズカと笑。 おばさんは面の皮が厚いんですわ ワハハ。 その通訳さん、最初私のいきなりの話かけにびっくりしていたのですが、自分の 手帳を破って(私は「あっ破らなくも!メモ用紙持ってきます。」と言いましたけど) 「余华、それから郁达夫…老舎、巴金、鲁迅も教科書で習いますね。」 と紙に書きながら話してくれました。 私は 「郁达夫は知りませんねぇ。老舎、巴金は本は持っていますが難しそうなのでずっと 置きっぱなしにしています。鲁迅は《阿Q正传》を読みました。余华は《兄弟》と 《活着》を読んだかなぁ?」 と通訳さんの話の合間に↑のような話をはさみながら聞いていました。 通訳さんが名前を出した老舎、巴金って、中国語学習者ならいつかは読むべき 作家さんなんだろうけど自信ないなぁ…と密かに思っていたら、その通訳さんが 「あっ、そうそう、作者名は忘れましたが《白鹿原》は良かったです。茅盾文学賞を 受賞しています。」と紙に《白鹿原》と書きながら言ったんですよね。 私、そこでなんかピンとくるものがあって、その通訳さんと話した後早速ネットで 《白鹿原》を検索し、茅盾文学賞を受賞した作品でドラマ化、映画化もされている 小説だということを知りました。 ドラマ化されるってことはかなり人気小説、つまり面白い小説に違いないと考えて 即座にネットで注文。今日届きました。《白鹿原》。 内容が重そうなので、和らげるため、しおりは陸奥A子先生をチョイス! 今のところ、ほんの導入部、15ページしか読んでいませんが、白嘉轩という男性が 生涯で7回結婚した…みたいなお話です。白嘉轩が結婚する女性たちが難産とか病気とかで 次々死んでいくんですよね。で、今、なにかおかしいと考えて陰陽師に相談に行こうと しているところです。 主人公が白嘉轩かどうかもまだ分かりません。 645ページもあるのでかなり壮大なストーリーみたいですよ、ワクワク♪♪ 最近余暇時間はお笑いの動画ばっかり見ていて「これではいけない!」 と思っていましたので、しばらく名作文学に浸るわ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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