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2011.06.17
テーマ：カウンセラーの独り言(503)
カテゴリ：カウンセラーの独り言
■ 発達障害に関する勘違い－1 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ News ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ・オフィシャルHPはこちら ・ハッピーママ養成講座 →次回は2011年7月 ・私が治療を受ける施術院 →JR田端駅「樹徳館（じゅとくかん）」 http://www.jutokukan.com/ ・最近の仕事（コンサルティング） ■ 東武伊勢崎線「東武動物公園駅」 ヒーリングハウス☆コスモハーモニー豊田気功整体院 （戦略コンサル・HPリニューアル） http://harmonygift.com ■ JR武蔵野線「武蔵浦和駅」 ボディ・トーン・メンテ・ベリル（無痛整体） （開業コンサル） http://body-natural.com/ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 最近、心理カウンセリングをさせていただいていて ひとつのパターンを見いだすことがあります。 それは「洗脳」と「勘違い」です。 他の表現をするならば「常識による汚染」 とでも言いましょうか。 迷ってわからなくなる方、 自信を失ってしまった方、 やる気の出ない方など、 様々いらっしゃいますが、 話題や悩みの種類は違えど、 必ずといっていいほどそこに潜むものがあります。 それが「洗脳」「間違っているのに定着している常識」です。 私は第二次世界大戦後の日本の教育方針について 比較的否定派に入るかもしれません。 誰もが良かれと思って高度経済成長を 推し進めてきましたし、 その恩恵を受けてきたように思います。 しかし、結果は、うつと自殺の多い社会、 多くの人が迷い、苛立ちをつのらせる社会に なっているのではないでしょうか。 私は心理カウンセリングの中で「洗脳解除」の ような要素を含めることで、 比較的短期間で憂鬱な気分や、 イライラを解消できるのではないかと感じています。 さて、今回ですが、テーマは「発達障害」とさせていただきました。 これは、私が呼んでいただけるセミナーである 「ハッピーママ養成講座」に関わる方からの お問合せに対する回答でもあります。 私は発達障害を専門に扱っているわけではありませんが、 「こころと身体を同時に扱う」専門家という見地から 回答をさせていただこうと思います。 ～ その１：発達障害は病気なのか？ ～ 発達障害とは病気でしょうか？ という前に、病気って何でしょうか？ 外部からウィルスが入ってきて体調不良を 引き起こしているものは病気でしょう。 薬で治るものも病気ですね。 では、「発達障害」とは何なのでしょうか？ 言葉は分けて考えるとわかりやすいです。 「発達」に「障害」がある。 ただこれだけです。 けれど、「障害があるの！？」と びっくりされる方も多いでしょう。 しかしまず「発達病」ではないことに目を向けましょう。 「病気」ではないことがわかります。 そして「病気」ですが、 不思議なものですが、 「病気なのに健康」という人がいるのはご存じでしょうか？ また逆に 「健康なのに体調不良」という方もいらっしゃいます。 不思議ですね。 たいてい「病気」とは「症状」を表すことが多いように思います。 つまり、病気を持っていても、症状をコントロールできていれば 健康な生活ができるわけです。 逆に、健康診断に行っても、 人間ドッグに行っても、 精密検査を受けても「異常なし」と言われる方でも 体調不良で気分もめいって、 仕事もできず、もんもんと過ごしていらっしゃる方もいます。 不思議ですね。 まず、数ある勘違いの中の一つとして、 「発達障害」と聞いたとき、 「病気のようなもの」というような印象を持ってしまいがちですが、 それは違うということをおさえましょう。 ～ その２：誰から見て障害なのか ～ 発達障害というのは、 人の身体や機能が年齢に応じて成長していく際に、 その成長が一定の基準に対して、 著しく遅れている、または成長しない可能性がある といった類の人を指します。 正確な記述や詳しくはこちらをご参照ください。 ウィキペディア「発達障害」 「機能の成長が遅れたり、成長しないことがある！？」 こんなふうに捉えると、 わが子の将来を危ぶんでしまいますね。 しかし、よく考えて頂きたいのですが、 この「遅れ」や「機能不全」というのは、 誰から見た「遅れ」や「機能不全」かということです。 冷静に考えればわかるはずです。 これは「大人」から見た判断と感想なのです。 ～ その３：幸せって何ですか？ ～ 私は医療において絶対的な権力を持つ 「診断」というシステムに対して 疑問を抱くことがあります。 「診断」とは「病名」を「与える」行為だと思うわけです。 「名前」というのは、人にとってずいぶん影響力の強いものです。 変なあだ名を付けられたりしたものならば、 そのあだ名のイメージで自分の人格を 判断されるくらいの影響力があります。 「診断名」も同じです。 病名をつけられることで、その人が病気であるという 烙印を押すような行為となります。 名前とならんで環境というのも大きな影響を及ぼします。 ひどく落ち着きがなく、 ひとところにじっとしていられない子がいたとします。 この子は、周囲の環境次第で 「ただの活発な子」となるか、 「発達障害の子」になるかが決まってしまいます。 例えば幼稚園に通っていたとして、 寛容な先生の元で育ったとき、 その先生が 「ちょっと活発で落ち着きはないが、元気な子」 というふうに捉えていれば、 この子は「発達障害」とは認識されません。 しかし、最近の慎重で敏感な世相の影響から、 「ちょっとこの子は落ち着きがなさすぎるから、 念のため、一度お医者さんに診てもらった方がいいのでは？」 となると、「発達障害」にまっしぐらです。 そう伝えられた親は、 十中八九お医者さんに連れていきますね。 これまた世相で、モンスターペイシェント（患者）の問題があります。 病名をつけるまで納得しない親が増えているそうです。 運悪くそんな世相に則ったお医者さんに 連れて行かれた子供はどうなるでしょうか？ 「子供は小さいので、もう少し経過観察が必要ですが、 もしかしたらADHDかもしれません。」 こんなふうに診断されるかもしれません。 そして、診断書に「発達障害」と書かれてしまうかもしれません。 お薬も処方されるかもしれません。 こうなったらどうなるでしょう？ 人の口に戸は立てられません。 幼稚園の先生にすすめられて行った病院です。 結果は親から幼稚園の先生に報告されますね。 すると、幼稚園の先生の、その子を見る目が変わります。 「活発な子」から「心配な子」になっていたわけです。 そして病院で「ADHDかも」と言われることで、 いつしか「かも」が取れ、 「この子はADHD」となるわけです。 ここまでの話で気になることがありませんか？ 登場人物のほとんどは「大人」ですね。 子供自身はどう感じているのでしょうね。 おそらくよくわからないが、大人が病人を見るような目で 自分を見るようになったということは感じることでしょう。 病気は「早期発見、早期対処」と言いますが、 果たしてその子はどんな不具合を感じていたのでしょうか？ または、不具合自体感じていたのでしょうか？ ということは、その子に対して「発達障害」という 名札をつけてあげて、丁寧な対応をされるのは いいことなのでしょうか？ 私が個人的に思うに、 発達障害とは、「大人から見て発達障害」 なのではないかと思うのです。 大人が扱いにくいから「障害がある」と 感じているのだというケースは少なくないのではと思うわけです。 ポイントはその本人が幸せを感じられるかどうかの方に ウェイトが置かれるべきだと思うのですが、 「病名」や「診断名」というのは、 思っているより影響力が強く、 一度つけられると、周囲の動揺は隠せないものです。 ですから、上記のようなことを踏まえて 一度広い視野で考えていただきたいなと願っています。 ～ その４：発達障害は環境次第 ～ 『■ 発達障害に関する勘違い－2』 へつづく ・私が治療を受ける施術院 →JR田端駅「樹徳館（じゅとくかん）」 http://www.jutokukan.com/ ・・・・・・・・・・・・・・最近の仕事（コンサルティング）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ 東武伊勢崎線「東武動物公園駅」 ヒーリングハウス☆コスモハーモニー豊田気功整体院 （戦略コンサル・HPリニューアル） http://harmonygift.com ■ JR武蔵野線「武蔵浦和駅」 ボディ・トーン・メンテ・ベリル（無痛整体） （開業コンサル） http://body-natural.com/ お近くの方は良かったらどうぞ♪ どちらもかなり力のある施術家です♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ hashimoto.biz 【最新の予約空き状況はこちら】 ◇オフィシャルHPはこちら お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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2011.06.18 01:49:43
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