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コラム|メンタルボディケア【hashimoto.biz】ハシモトビズ

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◇ とある考え方一覧-2


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ News ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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http://www.jutokukan.com/


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



→その2



・基準はいのち

この悩みは、大切に、かつたくさんの時間・エネルギーを費やして取り組むべきものなのだろいうか?このように考えます。その判断の基準のひとつが「この問題は命に関わるだろうか?」です。または、「この問題を早く解決しなければ世界に影響を及ぼす大問題に発展するだろうか?」です。

自分に降りかかってきた問題は、こういった観点で見てみることも大切です。人の命にも、世間にも影響を及ぼさない問題は、果たしてそんなに自分の命をかけて取り組むべき価値があるだろうか?このように考えてみます。

逆に、人の命に関わる問題や世間に大きな影響を与える可能性がある問題ならば、全力を持って取り組むべきだと知っておくのも大切です。問題解決に取り組むことに意味があるのか、ないのか、その判断基準は「いのち」だと知っておくと、なぜか長期間自分を悩ませ続けた問題に意味を感じなくなることが多いように感じています。




・ケンカは相手を許すためにやる

これもよく驚かれるお話です。「憎い相手を許す」なかなかできることではありません。しかし、これを知って楽になる方が多いように思います。ケンカの目的は「相手を許す」ことです。これを知らない方が圧倒的に多いのではないでしょうか。それは日本の文化が壊れつつあることを表しているのかもしれません。

この話、どういうことかと言うと、怒りや憎しみというのは、結局「自分が相手を恨んでいる」というが問題であり、それがスッキリしなければ怒りや恨みは終わらないという考え方です。つまり、怒りや恨みというのは、「あいつが悪い」「こういうことをされた」というような文章で表されるかと思いますが、考えの焦点が「相手」になっていることがほとんどです。

しかし、冷静に考えると不思議なのですが「相手にどうして欲しい」とか「相手にこうなって欲しい」という要求はあまり湧いていない方がほとんどなのです。怒りや恨みに飲み込まれると、相手を傷つけたくなるのが普通なのでしょう。復讐したい気持ちとそれをしたくない気持ちで葛藤している方がほとんどです。

こういった問題は、そのからくりを見い出すことで同時に解決策も現れます。つまり、イライラや気分の悪さの正体は「自分が相手を恨んでいること」であり、それを解消すればその悩みは消えるということです。

つまり、考えるべきは「どうすれば、一番スッキリするか」なのです。残念ながら、経験上、相手に復讐される方はあまりスッキリしません。復讐し合う結果になり、復讐した後に残るのは、またいつか何かあったときに自分がやられる番になることを恐れる日々がやってくるだけだからです。

いつも私が提案するのは「相手が本気で謝ってくる」というパターンです。こういった悩みのほとんどが、来談者様がお話される通り、相手が悪いパターンがほとんどです。そしてお話を解読するに、相手の間違いに気付き、そこを直して成長して頂きたいというところに落ち着きます。つまり、正義心からくる怒りであり、相手が間違った行いをしなくなることで思いは果たされるようなのです。

そのひとつの現れが「相手が本気で謝ってくる」ということなのですが、どうすればそこに近づけるのかがわからないというところで葛藤しているというのがわかってきます。私がおすすめするのは「自分が相手を許すことを目的としたケンカをしていただく」ということです。これも驚かれます。

最近の常識では「ケンカはよくないこと」とされているようですが、残念ながらこの考え方は要素を欠いていると指摘せざるを得ません。ケンカは人と人が理解し合うために必要なことだとしか考えられません。最近の文化では「ケンカの仕方」「ケンカのルール」というものが欠如していると思われます。ケンカは「お互いに許し合う」ことを目的としてしかしてはいけないと思うわけです。

「相手が本気で謝ってくる」ためには、こちらが受けた被害をよりよく相手が理解する必要があります。それを説明するのがケンカです。相手がそれを理解したとき、やっと本気で謝ることができるわけです。つまりケンカは激しくなくてもいいわけです。しかし、相手の非を克明に語るわけですから、相手の気分は良くないはずです。ここを恐れるので、ケンカはしたくなく、人々が全体的にストレスに弱くなってきていますから、避けられるわけですね。

こういった意味でケンカは必要というわけです。こちらが受けている被害をきちんと伝えなくては、相手は改められません。相手は相手なりに正しいと思ってやったり言ったりしているわけですから、そこはお互いにしっかり主張し合い、お互い改めなくてはならない箇所も見えてくるでしょう。それができたときにお互いに謝ることができるわけです。そのとき、きっと相手を許すことができるでしょう。相手を許せたとき、ストレス源は解消されます。

つまり、ケンカは自分が相手を許すことを目的にやるのが望ましいわけです。


しかし、いつもこれがうまくいくわけではありません。物別れすることもあるでしょう。面白いもので、ケンカで物別れしても、納得が得られます。これもまたストレス源を解消したことになります。物別れするわけにはいかないパターンもあります。もし、ケンカするかどうかを検討している段階でこれがわかったならば、傷口がぐちゅぐちゅしていてストレスが溜まるかもしれませんが、現状がベストなのだと気づけるでしょう。これもストレス源に対して納得がいき、心理的負荷が下がります。



・スッキリするかどうかがポイント

ここまでで、「・人は結局好きか嫌いかで判断している」「・イライラするのは、直接的な事象よりも疲労」「・人にはストレス発見器がついている」「・病は性格から」「・結局ほとんどのことは忘れる」「・基準はいのち」「・ケンカは相手を許すためにやる」というのを見てきてわかってくる方もいらっしゃるかと思いますが、結局人にとって大切なのは「スッキリするかどうか」ということです。

様々な問題は放っておいてもやってきてくれます。人がストレス発見器である以上、これは仕方のないことです。様々な問題が降りかかってくるごとに、「どうしたらスッキリするだろうか?」ということを中心に物事を読み解いていくと、問題解決への最短ルートが見えてきます。ぜひお試しください。




・結局自分を苦しめるのは我欲

様々な問題に関わり、いろいろと考えを巡らせていると、やはり宗教の中にある言葉の深さに気付かされることが多々あります。仏教、キリスト教をはじめ、様々な宗教で「欲」の問題は触れられています。歴史を見ても禁欲的な考え方と開放的な考え方の行ったりきたいです。やはり「欲」というものがどういうものなのかを考えておくことは、人生を楽にするためには必要なことなのでしょう。

結婚や離婚に関わる悩みに触れることが多々あります。独身の身で言うのもなんですが、ここにはキリスト教でいうところの七つの大罪がわかりやすいです。結婚に関わる問題のほとんどが、色欲の葛藤です。

結婚ができない方や、結婚生活がうまくいかない方の価値観には「色欲」が見られます。結局自分の好みを中心に相手を見ていることで、足らない部分を発見してしまいます。これがストレス源です。

ボトムアップとトップダウンと言いますが、現状から考えるのがボトムアップ、結論から考えてくるのをトップダウンと呼びます。視野が開けている方はトップダウンと第一に考え、その後ボトムアップの視点を持ちます。

これを結婚に当てはめると、自分の好みから考えるのがボトムアップ、どんな方と一緒にいたら幸せなのかから考えるのがトップダウンでしょう。しかし、これがごちゃごちゃになってしまっている方が多いように思います。

「こんな感じの人と一緒になれば幸せになれるはず」これは一見トップダウンに見えますし、文言だけ見ればトップダウンです。しかし、こういう考え方をしているのにも関わらず、相手選びがシビアになりすぎてうまくいかない方がほとんどなのです。

ポイントは、「こんな感じの人」の条件に自分の欲が混じっているかどうかです。具体的に言うならば、身上の人や、人生経験が自分よりもはるかにある経験者の意見を重視するかどうかというところに現れます。恋愛結婚とお見合い結婚の差のようなものです。お見合い結婚と恋愛結婚では、離婚率に大きな差が出るようです。やはり年配者の目はあなどれないものです。

欲が強い方の見分け方のひとつとして、お見合い結婚を理解できるかどうかは利用しやすいように思います。自分の身の丈がわかっている方ほど上司や先輩に恵まれる傾向があるようにも思いますし、それによって良い縁をいただけているような印象があります。また、身の丈がわかっている方ほど、よき上司や先輩を自ら探し求め、出会っています。

我欲とは、「自分の思うとおりにやり、思う結果が欲しい」という言葉でまとめることができるかもしれません。「自分の身を人にまかせる」「自分の人生を流れにまかせる」このような行動を実際にやる方が我欲から離れている方と言えるのかもしれません。

自分の思うような行動を望むが故に、うまくいかないときに苦しみます。結局欲があることで、それが叶わなかったときに苦しみを味わうということですから、やはり自分を苦しめるのは自分の欲というわけです。



→その3へつづく




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※当コラムは、Hashimoto.biz の独断と偏見において執筆しております。
 









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Last updated  2012.05.06 21:22:02
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