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●任侠清水港(画像35枚)

●【映画作品からの画像】
                

●【スチル・雑誌からの画像】

画像❶ ❷-右上・・・は、後援会誌"とみい"1956年(S31年)12月号から
   
   
❷-右上

●【スタジオ・ロケ現場から】⑴
画像❶・・は、後援会誌"とみい"1956年(S31年)12月号にもあります
1.「お蝶姉さんのためならば、たとえ日の中、水の中、とはいうものの水は冷てえや!」
2.「ご苦労さん、寒かったろう。さあ火にあたってくれたまえ」寒い季節に水に入らなければ・・役者は楽ではありません。

★橋蔵さん「水もしたたる男ぶり」・・・この撮影の時のこぼれ話
大政役の原健策さんが台本を読んでいて今度は滝に討たれるシーンがあるらしい、寒くなるというのに辛いなあ」と辛そうな顔で言いました。
橋蔵さんはまだ台本を読んでいなかったので、「それはお気の毒ですね、寒くなってからではたまりませんね。風邪を引かないようにお気をつけください」と言い帰りました。
家へ帰り、ゆっくりと台本に目を通し始め、自分の出演場所をじっくりと読んでいくと「おやっ」!!滝にうたれるのは三五郎と仙右衛門ではありませんか。原さんにお気の毒にと言ったけれど、僕が打たれるんだ。
翌日、原さんとその話をして大笑いしましたが、橋蔵さんは内心笑い事ではありませんでした。

ロケ当日、場所は源氏の滝、10メートルはあります。
伏見扇太郎さんと顔を合わせたとたん同時に「寒いだろうなあ」と。
不思議なもので滝をみたら、度胸がすわったそうです。
「お二人さん、ごくろうさまですがお願いしますよ」と優しくおっしゃる松田監督、そして撮影開始。
思い切って、サッと着物を脱いで滝の中へ、もう寒いも何もない、ただ痛いという感じだけだったようです。
助監督が何か言っているが、滝の音で分からない。ときどき滝の水に小石が混ざって落ちてくるので頭や肩にこつんこつんとあたったようです。
助監督が傍に来たのかので終わったのかと思いきや、位置が悪いからもっと左に寄ってくれと。3カット30分入ったきりでした。
滝から出て何か言おうとしても身体はががくがく、唇が動かなかったようです。
「大丈夫ですか、風邪ひかないようにね」と松田監督。
熱いお茶をもらって飲んだ時は美味しかった、と橋蔵さん。
帰り際、雑誌記者さんが、「滝から出てきた時は、大川さん、水もしたたる男ぶり」だったですって。(後援会誌"とみい"1956年(S31年)12月号より)
 

●【スタジオ・ロケ現場から】⑵
1.ロケでの昼食です・・何を召しあがっているのでしょうね・・後援会誌"とみい"1956年(S31年)12月号から
2.着付けのチェック、鉢巻も締めなおしてもらいます・・後援会誌"とみい"1956年(S31年)12月号から
3.セットにて・・出番待ちです・・後援会誌"とみい"1956年(S31年)12月号から
4.錦之助、高千穂ひづるさんと・・「錦ちゃんの恋人を奪う役なんて、寝ざめが悪いな」「いいよ、たまには花を持たせてあげなきゃね」
5.先輩錦之助さんと仲良くツーショット
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