テーマ:華麗・大川橋蔵の時代劇(453)
カテゴリ:大川橋蔵 映画 (新吾シリーズ)
新吾の果てしない旅は続きます
新吾と共に山に登った道案内の小猿の次郎少年が、新吾の修業を見ていて、剣術を教えてほしいと言ってきます。山案内人の子が剣術を習って何になる、というと父親の仇を討ちたいと言います。仇の名前を聞くと、ものすごく強い奴で「葵新吾」というのだと聞いて、新吾は驚きを見せます。 その頃、吉宗や庄三郎のところには、甲信越の国々で他流試合にことよせ打ち殺された武芸者が多数いるという噂が流れているが、ほんとかどうか、新吾の名を騙っているのではないか、庄三郎は真崎備前守に承諾を得て、真偽のほどを確かめることにします。 新吾は次郎の家で詳しい話を聞いています。父親が試合を挑まれたとき、その場にいなかった、江戸の柳生道場からつてを頼って来た人達だ、というのです。新吾は「柳生道場」と聞いて気になります。 柳生流小松道場には、江戸から多羅尾平八が来ていました。新吾の悪評を立て、新吾反対派の老中方の意図は一応達せられた、という山崎平馬に対し、多羅尾は柳生流の面目のため噂を立てて新吾を呼び寄せるのが目的した。今度は失敗は出来ない。 話をしているとき、小松道場に新吾がやって来ます。 道場に通された新吾を山崎平八と太田忠平の二人が迎えます。次郎の父が試合を挑まれたとき居合わせた二人です。 波打ち際を進んでいく新吾の前に、一真が立ちはだかるのです。・・・それは一真を討つことで進んでいく新吾が見た幻視だったのです。新吾の果てしない旅は続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月25日 20時35分12秒
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